宮原「納得」V、3位の真央「見直す」 NHK杯女子メダリスト会見

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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第6戦となるNHK杯は28日、長野で女子フリースケーティングが行われ、前日のショートプログラム(SP)で首位の宮原知子(関西大中・高スケート部)がフリー133.58点、合計203.11点で初優勝した。2位にはコートニー・ヒックス(米国)でフリー117.52点、合計183.12点。SP4位の浅田真央(中京大)はフリーで120.49点をマークして巻き返し、合計182.99点で3位に入った。この結果、宮原、浅田ともに12月のGPファイナル(スペイン・バルセロナ)進出を決めた。

 以下は優勝した宮原、ヒックス、浅田のコメント。

真央「もう一度、気持ちもスケートも見直す」

優勝した宮原(中央)、2位のヒックス(左)と3位の浅田 【坂本清】

――今大会についての感想は?

宮原 今回はSPから勢いに乗って、SPもフリーも自分の納得がいく演技ができたので、それはすごくうれしいです。GPファイナルに出場することが決まって、1つ目標が達成できたので、ファイナルに向けて、またしっかりやっていきたいです。

ヒックス 今日のフリーに満足しています。自分の今季のベストの演技だったとは思っていないのですが、それでもGPシリーズの中では今までで一番だと思いますし、ここ1、2年の中では、フリープログラムの中では一番出来が良かったです。これまでの練習どおりの成果が出せたので、本当に気持ちが良かったです。

浅田 今回のNHK杯で自分がすべきことが、SPもフリーもできなかったな、ということがいま一番、思っていることです。まだまだたくさんやるべきことがありますし、できることもありますし、課題もありますし、もう一度、気持ちもスケートも見直して次の試合に臨みたいなと思います。

――浅田選手、フリーの演技をここまで3回行って、昔と比べてなかなか筋肉の張りがとれないなと感じることはありますか?

浅田 私自身、試合ではそれほど感じていませんが、練習のときの方が感じています。自分のリンクでハードに練習した次の日は、少し前の日の疲れが残っているなと、小さい頃に比べて感じることはありますが、練習後にケアをすれば大丈夫ではないかと思っています。

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