SP4位の真央「安定感がまだない」 NHK杯女子SP・演技後コメント
フリースケーティングは28日に行われる。
以下、演技後の浅田、宮原のコメント。
浅田「楽な気持ちで演技に臨めている」
SP4位と出遅れた浅田は、冷静に演技を振り返った 【写真:アフロ】
(3回転+3回転は決まったという感じか?)失敗してしまうと体力的にも負担にはなるんですけど、うまく決まったかなという感じです。自分の思っている以上に、シーズン初戦とグランプリ初戦が良かったので、『トントン拍子でいくのかな、ちょっと待ってよ』と思っていました。ただ、今回こうして失敗して、また課題が見つかって、(GP)ファイナルに行くことは決まっていないですけど、ファイナルや全日本に向けて違った気持ちで臨めるので、自分としては何かがあったほうが気持ちを新たに進めるんじゃないかと思っています。トリプルアクセルについてはなかなか一発で決めるのは難しいので、練習でもきちんと100パーセント決められるようにならなければ、本番でも厳しいなというのは今回感じました。
(試合前の緊張感に違いはあったか?)それは無かったです。ただ最初のアクセルの踏ん張り、ちょっと回転が足りなかったのもあると思うんですけど、もう少し足にぐっと(力が)入っていれば後半も変わっていたのかなと思います。(練習でループを跳んでいたが?)あれはSPなんですけど、3回転フリップ+2回転ループになってしまったときに、ループをやったり、ルッツは厳しいなと思ったらループにしたりといろいろバリエーションを持ってやっています。あとはウォームアップの1つとして、ですね。
(技術面、メンタル面含めて現状の課題は)その日によってまだジャンプに波があるというのが1つと、あとはプログラムを最後まで通したときの安定感がまだないんです。毎日練習で通したときに、100パーセントできるわけではないので、まだまだ完成度を上げるためには遠いのかなと思います。(ブランクを感じることは)今はないです。シーズンが始まったときは休んでいたからというのはありましたけど……。(フリーに向けて)シーズン初戦からGP初戦と2戦やってきたので、それ以上の演技ができるようにしたいと思います。