J1得点記録更新は佐藤か大久保か!? データで中山と比較する全得点の軌跡
佐藤は、今季ここまで11ゴールと早くも昨シーズンの自身の得点数に並んでおり、2004年以降、12年連続で2桁得点(J2含む)という驚異的な数字を残している。一方の大久保は今季ここまで21ゴールを決めており、J1得点ランクトップをひた走る。特に直近6試合で7ゴールと1試合に1得点以上のペースでゴールを量産し、好調を維持している。彼らは今日に至るまで、どのような軌跡でゴールを積み重ねてきたのか。データスタジアム社協力のもと、記録保持者である中山の得点と比較しながら、J1全ゴールを分析した。
佐藤、大久保、中山の全得点を徹底比較!
【データおよび画像提供:データスタジアム】
大久保は3人の中で一番出場試合が少ないものの、シュート数が圧倒的に多い。ストライカーとして前線で頻繁に顔を出し、フィニッシュの機会を多く作り出していることがうかがえる。
【データおよび画像提供:データスタジアム】
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特筆すべきは3名とも30歳、31歳でキャリアハイを迎えていること。ストライカーとしての経験と体力が相乗効果をもたらす時期として一つの目安となるのではないだろうか。
図に年度は表記されていないものの、03年を境に大久保、佐藤が中山を上回るペースで得点するようになっている。佐藤はJ2時代の3年間(97試合50得点)、大久保もJ2と海外移籍時代を考えると、もしJ1のみでプレーしていたら、もう少し早いタイミングで歴代最多得点記録を更新していただろう。
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