長谷部誠「穴をいくつか見つけた」 アフガニスタン戦前日 選手コメント

スポーツナビ

前に出てくるアフガニスタンに対し、「穴をいくつか見つけた」と語る長谷部 【スポーツナビ】

 サッカー日本代表は8日、イランのアザディスタジアムでアフガニスタン代表とのワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼アジアカップUAE2019予選に臨む。試合を翌日に控えた7日、試合会場での前日練習を終えた選手たちがコメントを残した。

 3日に行われたカンボジア戦は3−0で勝利したものの、34本のシュートを打って3得点という結果に不満の残る内容となった。岡崎慎司はアフガニスタンについて、「前に出てくると思う」と話しており、ゴール前を固められた前回のカンボジア戦とは異なる試合展開を予想した。長谷部誠も、同じ考えを示しており、「穴をいくつか見つけたので、そこをうまく突くことができればと思う」と自信をのぞかせた。

長谷部誠(フランクフルト/ドイツ)

「しっかりと準備する」

 ピッチ状態や乾燥した気候など日本とは環境が異なりますが、それを含めてのW杯予選なので、相手も同じ状況ですからしっかりと準備します。(会場を見て)芝は練習していたところよりも状態は良いですけれど、乾いているのでなかなかボールが滑らない。ショートパスという形になると、少しボールが詰まる感じになる感覚がありますね。

(アフガニスタンについて)シンガポールやカンボジアとは違って、どういうやり方をしてくるのかは分からないですけれど、相手のサポーターも来ますし、向こうは後ろでブロックを作るよりは、むしろ出てくる感じで、こちらとしてはそのほうがやりやすいですね。そういう穴をいくつか見つけたので、そこをうまく突くことができればと思います。

岡崎慎司(レスター・シティ/イングランド)

今予選初となるアウェー戦にも、岡崎は「良い準備ができている」と話す 【スポーツナビ】

「良い準備ができている」

(カンボジア戦ではゴール前が)密集していたので、コンビネーションどころではなかったですね。アフガニスタンは、ある程度違った戦い方をしてくると思う。前に出てくると思うので、そういう相手により良い形ができればと思います。

 チームとして良い準備ができているし、アウェーでの経験もあるので、うまくいかないことはあるにしても、チームの雰囲気が良ければそれを乗り越えていけると思う。(海抜1200メートルという場所について)いつもと違うことは感じるけれど、それを考えすぎると動けなくなるので、気にせずにやりたいです。

 次の試合もどれだけチャンスがあるか分からないけれど、チャンスがあればチームに貢献するためにゴールを決めたいです。

宇佐美貴史(ガンバ大阪)

「結果を出すことでチームに貢献したい」

(アウェーの)殺伐とした空気も個人的には嫌いではないので、そういう空気を楽しめればと思います。(ピッチは芝が)長いですし、ボコボコしている。水をまいたら少しは違ってくると思いますが、それもどうなるかは分からない。そういう状況でも、いつもどおりのプレーができる力を身につけておくべきだと思います。

(スタメンについて)しっかり結果を出して、チームの中で機能していればスタメンで出られると思いますし、それを目指さない選手はいないと思います。途中からであれ、スタメンであれ、結果を出すことでチームに貢献したい。

酒井宏樹(ハノーファー96/ドイツ)

酒井宏(中央)はピッチ状況など環境は気にならない様子。「スタートから100%でいける」と語った 【スポーツナビ】

「スタートから100%でいける」

(芝の状態は)こんなものですよ。ドイツでも下は緩いですし、これが普通だと思わないと。(センタリングの精度について)前回と同じように、走り込んでくることを信じて上げるしかない。質は悪くなかったので、少しでも触れば入るようなボールを上げていきたいです。監督は上げるほうの場所も気にしているし、もちろん走り込む角度も気にしています。どちらも、しっかり合っていれば点は入ると思います。相手との駆け引きとか、運とかも左右することなので、入るときは入るし、入らないときは入らないと思います。

 相手は日本を研究してくると思うので、前回のようにスペースが空いてくることはないと思います。そこでどういう攻撃ができるかというのは自分でも楽しみです。油断なく、スタートから100%でいけると思います。
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