高山加入モンスター軍がFMW軍に初勝利 大仁田は40周年記念興行での雪辱を期す
燃やされる寸前のFMWの旗を奪還
W★INGモンスター軍に初黒星を喫した大仁田は「FMWが大好きなんじゃ!」と40周年記念興行で雪辱を誓う 【写真提供:FMWプロモーション】
6.25新宿でのお互いの旗を懸けた対戦では、敗れたにもかかわらずFMWの旗を強奪したW★INGモンスター軍は、高山の加入で戦力アップに成功。10人が入り乱れる大乱戦のなか、大仁田はNOSAWAを捕獲し、毒霧攻撃、机上パイルドライバー、サンダーファイアーパワーボムとたたみかけるも、決めきれず。その間に、高山がリッキーをバックドロップで有刺鉄線ボード上に叩きつけて、3カウントを奪取。W★INGモンスター軍が初めて、勝ちどきを挙げた。
W★INGモンスター軍がFMWの旗を燃やそうとするも未遂に終わると、大仁田は水をぶっかけ、旗を奪還。NOSAWAは「8.24新宿、40周年だって? W★INGでぶっ潰してやる!」と捨てゼリフを吐いて退場。大仁田は「俺はFMWを追い出されて、一人で新日本に乗り込んだ。その時、申し訳ないけど、FMWを憎んだ。そして、荒井(昌一社長)が死んだ。何でだ? 4年も5年も離れて、俺のせいなんだ。だけど、こうやって(FMWに)帰ってみると、俺はプロレスが、FMWが大好きなんじゃ!」と絶叫。
NOSAWAは爆破王タッグ獲りにも色気
敗れたFMW軍は旗が燃やそうとするも、大仁田が水をぶっかけ旗を奪還 【写真提供:FMWプロモーション】
8.24新宿に関して、NOSAWAは「俺らがお祝いしてやるから。俺は帝王を連れて行く。カードもルールも何でもいいよ。その代わり、中途半端なカードは組むなよ! リッキーとかバトレンジャーとか入れるなよ。あんなの勝って当たり前なんだから」と注文を付けた。
また、NOSAWAは超花火プロレスで新設が決まった爆破王タッグ王座にも言及し、「長与千種じゃないだろ? アレも俺と帝王で狙いに行くから」とコメント。さらに、「そろそろ、大仁田とタイマン(シングル)でやらないと」と続けた。
ターザン後藤参戦へ「あきらめない」
大仁田はターザン後藤参戦へ「最後まで呼び掛け続けていく」とあきらめない構え 【写真提供:FMWプロモーション】
また、8.24新宿に参戦を呼び掛けたターザン後藤に対しては、「俺はプロレス界で一番あきらめない男じゃ。最後まで、ターザン後藤に呼び掛け続けていく」(大仁田)と、あきらめない姿勢を示した。
大仁田の40周年記念興行第2弾となる8.24新宿では、どんなカードが組まれるのか注目が集まる。
■超戦闘プロレスFMW「FMW復活シリーズvol.4」最終戦
7月31日(金)東京・新木場1st RING 観衆380人(超満員札止め)
<第5試合 FMW軍対W★INGモンスター軍〜有刺鉄線ボード・ストリートファイトトルネード10人タッグデスマッチ 60分1本勝負>
○高山善廣、NOSAWA論外、W★ING金村、モンスター・レザー、モンスター・フレディ
(12分15秒 有刺鉄線ボード上へのバックドロップ→片エビ固め)
大仁田厚、田中将斗、保坂秀樹、●リッキー・フジ、超電戦士バトレンジャー
<第4試合 タッグマッチ 45分1本勝負>
バッファロー、○茂木正淑
(13分13秒 ちゃぶ台の上へのフィッシャーマンバスター→片エビ固め)
●HASEGAWA、五所川原吾作
<第3試合 FMW女子プロレス 30分1本勝負>
○Ray、加藤悠
(15分09秒 垂直落下式ブレーンバスター→片エビ固め)
ミス・モンゴル、●ミス・コハル
<第2試合 シングルマッチ 30分1本勝負>
○戸井克成
(9分43秒 ダイビング・フットスタンプ→片エビ固め)
●雷電
<第1試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
○菊タロー、木更津KID
(13分38秒 ムーンサルト・プレス→片エビ固め)
●ワイルドベアー、ワイルドセブン
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