気持ち良く「川沿いランニング」しよう! ノンストップで走れる河川敷コース3つ
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ノンストップで走れるおすすめ河川敷コースをご紹介します 【三河賢文】
さて、ランニングする場合、コースに悩む方は多いのではないでしょうか。特にランニング中、「信号待ちを避けたい」と思われる方はたくさんいるようです。皇居周回などが大勢のランナーに人気なのも、5kmという距離をノンストップで走れることが大きな要因と言えるでしょう。そう考えると、もう1つランニングに適した場所があります。それが「川沿い」です。
私も普段、よく河川敷コースを走っています。そこで、都内でもランナーに多く利用されている河川敷コースを、3つご紹介しましょう。
おすすめ河川敷コース3つ
「荒川河川敷」コースには公園がたくさん。休憩がしやすく、フルマラソン距離の練習もできます 【三河賢文】
ハーフマラソン等の大会がよく開催されている、荒川河川敷。葛西臨海公園や夢の島付近からスタートすると、ちょうど埼玉県に突入する近辺でフルマラソンの距離に到達します。長距離トレーニングには適したコースとなるでしょう。河川敷沿いには駅も徒歩圏内に多いため、アクセスしやすい場所からスタートできるのも魅力です。尚、川沿いには「浮間公園」「荒川河川敷運動公園」「富士見市運動公園」など公園も多く、途中休憩をはさみながら走ることもできます。
東京都西部〜神奈川県在住の方におすすめなのが「多摩川河川敷」。山側か海側か、どちらの方向に走るかで、違う景色を楽しめます 【三河賢文】
東京都西側、あるいは神奈川県等から訪れるなら、多摩川が便利でしょう。河川敷を走り、羽田空港を見に行くといった楽しみ方もできます。逆にあきる野市側へと走り、ランニング後にはその豊富な自然の中でリフレッシュすることも可能です。登戸など複数路線の通る駅も川沿いから近くにいくつかありますので、アクセスも不便はありません。なお、多摩川大橋と丸子橋を経由して川の周りを周回すると、約10kmのコースを取ることができます。南武線や横須賀線などJR線のほか東急線も停車する武蔵小杉駅が近いため、トレーニングにおすすめのコースと言えるでしょう。
超長距離コースの練習もできる「江戸川河川敷」コース。周辺に駅が少ないので、行き帰りのプランは事前にしっかり立てておいた方が賢明 【三河賢文】
東京都の東側や千葉方面のランナーにおすすめの江戸川河川敷は、私も頻繁にコースとして利用しています。葛飾区柴又を会場として行われるランニング大会「柴又100K」のような、100kmなどの超長距離までノンストップでコースを作ることが可能です。ただし江戸川は、荒川や多摩川と比べて周囲に駅が多くありません。しかし、金町付近で川沿いから外れると、ランニングにも適した、東京都23区内でも最大規模の水郷公園「水元公園」へ行くことができます。新葛飾橋と市川橋を経由した周回は、約10kmのおすすめコースです。尚、江戸川は茨城県猿島郡五霞町付近で利根川に合流します。
川沿いコースでの注意点
また川沿いには日陰が少ないため、特に夏場のランニングは注意してください。水道のある場所を起点に周回コースで走ったり、飲み物を持って走ったりすると安心です。自動販売機やコンビニエンスストア等も少なく、途中での水分補給も場合によって難しくなります。あくまで安全を第一に考え、川沿いコースでのランニングを楽しんでください。
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