リレーマラソンって知ってる? 皆で走ればもっと楽しい!おすすめ5大会
【Getty Images】
しかし、走るのは楽しそうだけどマラソンを走り切る自信はない。そんな不安を抱えているランナーが、実は少なくありません。「走りたいのに不安で走れない」なんて、もったいないですよね。そんな方は、まず仲間を募って“リレーマラソン”から始めてみてはいかがでしょうか。その他に駅伝大会など、複数名でチャレンジできるレースがたくさんあります。
リレーマラソンの魅力
みんなで楽しむリレーマラソンなら、仮装も気軽にチャレンジできる 【三河賢文】
人数を増やしたり、あるいは走り慣れたベテランランナーを仲間に入れたりしておけば、1人当たりの負担は少なくて済むでしょう。1〜3km程度ならば、たとえ途中でつらくなっても、すぐに戻って他の人に変わることができます。
また「仲間と走る」ことがモチベーションに繋がり、気分が盛り上がります。仲間の応援を受けながら、いつもより走れてしまうランナーもいるほどです。休憩中も会話など交わしながら、レース全体を楽しむことができるでしょう。レースというより、楽しいイベントとして参加することができるはずです。
尚、駅伝はこれと異なり、事前に走る距離が決まっています。どちらかと言えば競争という意味合いが強いものの、仲間で一致団結し、たすきをつなぐ経験は大きな感動を得られます。もちろん初心者チームも多くありますので、リレーマラソンと同じように楽しんで走れるでしょう。
おすすめのリレーマラソン&駅伝大会
<24時間グリーンチャリティリレーマラソン in東京ゆめのしま>
東京都江東区の「夢の島競技場」を舞台とした、耐久型リレーマラソン。9月12、13日に開催され、現在もエントリー受付け中です。「4時間」「6時間」「12時間」「24時間」の部が設けられており、チームの走力や予定に合わせて参加できます。
コースは競技場内トラックを含む1周約1.3kmで、時間内に何周できるかを競う大会です。夕食にパスタが振る舞われるなど、イベント性も高い点が特徴的。この他、湘南ひらつかで9月19・20日に開催される「24時間ゆめリレー」もおすすめですよ。
<海と緑のハーフ&フルリレーマラソン>
お台場潮風公園で行われるリレーマラソン。1人では無理でも、チームみんなでハーフマラソンやフルマラソンに挑戦! 年に複数回開催され、 1周1.2km のコースを走ります。お台場という環境から、海と緑に囲まれたコースは気持ちよく、レース後はレジャーや買い物も楽しめるでしょう。
<Make−A−Wish of Japan チャリティ駅伝>
ボランティア団体「メイク・ア・ウィッシュ オブ ジャパン 」主催の駅伝大会。新横浜公園を舞台に11月頃行われ、2〜6名のチームで走ります。コースは1周約3.7kmを6周。駅伝ではありながらチーム人数も幅があり、リレーマラソンのように「誰が何周走るか」の順番は自由に決められます。
<企業対抗駅伝>
会社の仲間と一致団結! 5km×5区間でたすきをつなぐ駅伝大会です。その名の通り、各企業から多くのチームが参加。企業単位で行われる駅伝のため、社内にランニングチームがある方などは、ぜひ仲間を誘ってみてはいかがでしょうか。東京、大阪、愛知を舞台に、それぞれ5〜6月に開催されます。
<奥出雲ウルトラおろち100km遠足>
実は私が、つい先日走ってきたウルトラマラソン大会(フルマラソンの42.195km以上を走る大会)。景色やエイドの充実度など、とても素晴らしい大会でした。出走するまで知らなかったのですが、この大会には「60kmリレーの部」が設けられ、最大13名でたすきをつなぐことができます。ただし走れるのは1人1回。走力に応じて距離を組み立て、ウルトラマラソンに挑戦するのも良いでしょう。リレーの部では、中学生、高校生も走ることができます(距離制限あり)。
私も6月に「秋田横手リレーマラソン」(24時間の部)に、知人と参加する予定です。1人で走るのとは、また違った楽しみ、喜びの得られるリレーマラソン。興味のある方は、まず近場のレースに仲間を誘ってみてください。
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