どこも絶景!国内で参加できる“島”マラソン大会
【Getty Images】
楽しむという観点から、今回は私がおすすめする種類のマラソン大会をいくつかご紹介します。それが、“島”を舞台にした大会です。
島マラソンの魅力
「豊かな自然」との出合いは島マラソンの魅力のひとつ 【三河賢文】
・豊かな自然
・地の物を生かした食事
・地元住民とのコミュニケーション
島マラソンは通常のロードレースと異なり、アップダウンの多いコースが多くなります。そのため、記録狙いとはいかないでしょう。もちろん本気で走るランナーも数多く見られますが、私は自然やスタッフ、ランナーとの関わりを楽しむ「ファンラン」をおすすめします。カメラやスマートフォンを片手に、写真を撮るのも良いかもしれません。
短い距離のレースならば、ご家族を連れて旅行がてら……なんていう参加も良いのではないでしょうか。島と言うと、普段はなかなか訪れる機会がない方も多いはず。お子さんがいらっしゃれば、澄んだ空気の中で自然と触れ合うことは、とても素晴らしい時間となります。
おすすめの島マラソン
○伊豆大島ウルトラマラソン|東京都・伊豆大島
【距離】フルマラソン、58km、100km
【開催】毎年3月頃
ウルトラマラソンでは三原山を山頂まで登りますが、いずれのコースも山・海の両方を楽しめる絶景が魅力的です。尚、伊豆大島ではこの他、毎年12月頃に「伊豆大島マラソン」を開催。こちらは、こちらは10km・ハーフ・フルマラソンがあり、私が初めて走ったフルマラソンはこちらの大会でした。
自然の空気を感じてランニング 【三河賢文】
【距離】6km、12km、18km
【開催】毎年6月頃
式根島北部で行われ、付近には疲れを癒やしてくれる温泉もあります。駅伝リレーや小学生の部もあるので、家族で観光がてら訪れるのも良いでしょう。2015年大会はまだ受け付けていますので、マラソンオフシーズン最初の楽しみにいかがですか?
○最北フラワーマラソン|北海道・礼文島
【距離】3km、5km、10km
【開催】毎年5〜6月頃
距離が短く、3kmコースは小学生からでも走ることができます。親子ペアの部もあり、家族で観光がてら訪れるのも良いでしょう。しかもこの大会、なんと参加費が無料(※最新情報は公式サイト等でお確かめください)。2015年大会はまだエントリーが開始しておらず、例年は大会直前まで受け付けるので気になる方はチェックしてみてください。
○気仙沼つばきマラソン|宮城県・大島
【距離】3km、5km、10km、ハーフマラソン
【開催】毎年4月頃
ハーフマラソンの部は制限時間2時間と少し短めですが、その他種目は制限時間が設けられていません。前後泊はもちろん、気仙沼港からフェリーで約20分と近いため、当日入りもできるでしょう。
○呉とびしまマラソン|広島県・上蒲刈島/豊島/大崎下島
【距離】2km、10km、フルマラソン
【開催】毎年2月頃
他の島マラソンと大きく異なるのは、フルマラソンのコースです。スタート地点である上蒲刈島から、豊島、大崎下島へと跨いで走ります。つまり、一度に3つの島を堪能できるのです。2kmでは小学生から参加可能で、ファミリーの部もあるため家族で楽しむこともできるでしょう。
○瀬戸内海タートルフルマラソン|香川県・小豆島
【距離】10km、ハーフマラソン、フルマラソン
【開催】毎年11月頃
海沿いを走る折り返しコースのため、後半で仲間とすれ違うことができます。お弁当が振る舞われるなど、地元住民の温かさが感じられる大会です。他ランナーと例年8月頃まで受け付けているようなので、気になる方は今からぜひチェックしておいてください。
海が見えてきたときの気持ちは最高です! 【三河賢文】
【距離】ハーフマラソン、フルマラソン
【開催】毎年10月頃
宮古空港周辺を中心としたマラソン大会。ふれあいパーティーやアフターマラソンなど、お楽しみイベントが豊富です。レース中盤で訪れる来間大橋からの長めは絶景でしょう。尚、宮古島ではこの他に、毎年1月「宮古島100kmワイドーマラソン大会」を開催。こちらの大会では、宮古島を1周まるごと走って楽しめます。
※開催種目、エントリー時期などの最新情報は、公式サイト等でお確かめください。
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