給水所にフカヒレスープ!? “食”を楽しめるマラソン大会紹介

三河賢文

【三河賢文】

 こんにちは、“走る”フリーライターの三河賢文です。マラソンと聞けば、多くの方は「疲れる」「辛い」というイメージを思い浮かべるのではないでしょうか。確かに長距離を走ることは体力、筋力を使い、走り終えた後は疲れます。

 しかし昨今、“走る”こと以外に楽しみを得られる、特徴的なマラソン大会が増えてきました。今回は“食べ物”にスポットを当て、レース独自の“食”を楽しめるマラソン大会をご紹介します。

エイドで東北の“旨い”を堪能!東北風土マラソン

 フランスで行われる「メドックマラソン」は仮装ランナーが多く、レース中にワインや食事を堪能できることで知られています。そんな大会とタイアップした大会が、宮城県登米市を舞台に2014年から開始されました。それが、「東北風土マラソン(http://tohokumarathon.com/)」です。

まだ肌寒い東北の春。あったかフカヒレスープもたまりません 【三河賢文】

つやつやイチゴも喉を潤します 【三河賢文】

 同大会では、エイドごとにさまざまなご当地グルメが味わえます。例えば、油麩丼、ホタテ、そば、フカヒレスープなど、目に入れば立ち止まらずにはいられないものばかり。エイドを離れた瞬間に「ホタテ焼けました」という声が聞こえ、思わず戻って食べてしまいました。さらに給水には日本酒に“仕込み水”が使用されるなど、こだわりが感じられます。

 フルマラソンの他にハーフマラソンや小、中、高校生向けのランニングイベントトゥモローラン(1、2、3km)もあり、走力に合わせて参加できる点も魅力です。尚、2015年の第2回大会は、4月26日(日)の開催。2015年3月22日までエントリー可能ですので、興味のある方は実際に体験してみてください。

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著者プロフィール

中学生の頃から陸上競技を始め、大学では十種競技選手として活動。引退後、約7年のブランクを経て2011年6月よりランニングを開始。同年にハーフマラソン、フルマラソン、翌年には100kmのウルトラマラソンやトライアスロン(オリンピック・ディスタンス)も完走。沖縄本島1周マラソンなどを始め、今では“超長距離”レースにも数多く出場している。また“トウモロコシ”や“アザラシ帽子“をトレードマークに、仮装マラソンも楽しむ。ランニングブログも不定期更新中。趣味と過去の経験を活かし、現在は東京都葛飾区内にある中学校の陸上部にて、外部コーチとして指導も行っている

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