最先端ウェアでホノルルマラソン(2) タイム向上の心強い味方

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【スポーツナビDo】

朝からあいにくの雨模様で……

スタート前。小雨がパラパラと降り、時折強い風が吹くあいにくの空模様だったが…… 【スポーツナビDo】

 株式会社NTTドコモのアプリサービス「Runtastic for docomo」と、株式会社ゴールドウインが販売するウェア型のトレーニングデータ計測用デバイス「C3fit IN-pulse」を使用してのホノルルマラソン体験。ついに本番の12月14日(日)がやって来ました。

 着用するだけで心拍数などの生体情報を取得できる機能素材「hitoe」を活用したウェア「C3fit IN-pulse(シースリーフィット インパルス)」を着用し、その取得したデータをアプリで表示することができる「Runtastic for docomo」を使用して実際にフルマラソンを走ってもらうのは、埼玉県の会社員・杉山昌輝さん。これまでフルマラソンは8回完走して、自己ベストも3時間48分という杉山さんだが、心拍データが取れるウェアを着て走るというのは初めてとのこと。それもそのはず、“世界で唯一”というこの最先端ウェアを着てマラソンを走る人自体、杉山さんが初めてなんですから。

 前日にドコモの担当者・石井美雪さんから使用に関する説明をしっかり受けて、準備も万端。マラソン本番が楽しみだ――となっていたのですが、朝(と言っても午前3時半すぎ)、宿泊しているホテルを出てみると、天気は小雨がパラパラと降り、時折強い風が吹くあいにくの空模様。ウェア自体は防水加工がしっかり施されているので問題はないのだが、やっぱりホノルルまで来たのだから快晴のもとレースが開催されてほしかった。

待つこと4時間、杉山さんが帰って来た!

スタート直後、元気に「行ってきます!」 【スポーツナビDo】

 ただ、アラモアナセンター近くのスタート会場のテンションはこんな天気でも異様に高く、予定通りの午前5時にスタートの号砲と、それを祝う何発もの大きな花火。スタートラインから50メートルほど進んだところに待機していた僕のところにもほどなくして、白の「C3fit IN-pulse」を着用し、腕には心拍データを転送する「Runtastic for docomo」がダウンロードされたスマートフォンを装着した杉山さんが「行ってきます!」と、元気よく駆けて行った。

前半20キロくらいまでは風雨が強かった 【提供:杉山昌輝】

 雨は変わらず降り続け、小降りになったかなと思ったら、今度は台風のように風雨が吹きつける……というように目まぐるしく変化するハワイの天気。「体調はまったく問題ありません」と話していた杉山さんだが、天候は決してよくはない。このような条件の中、果たして無事に戻ってきてくれるだろうか……。

両手を上げてゴール! 【スポーツナビDo】

 待つこと4時間、時刻にして午前9時ごろ。このころになると太陽が顔をのぞかせて、天気は回復傾向になっていた。そんなとき、「すでに40キロを通過しました。もうすぐでゴールします」と杉山さんからTEL。急いでフィニッシュラインへと出迎えにいくと、それから数分後に杉山さんが両手を大きく挙げてゴールした。

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