２カ月で１０キロものダイエットに挑む元宝塚歌劇団・ＡＣＨＯＵ（あちょう）さんの奮闘記もいよいよ後半戦に突入。パーソナルトレーニングジム『ＲＩＺＡＰ（ライザップ）』でトレーニングを開始してから１カ月半が過ぎた。

　１２月中旬。この日も体重から量ってみると、ＡＣＨＯＵさんの表情は見る見る笑顔に――。それもそのはず、測定機はダイエットをスタートしてから１カ月半の中で、最も少ない数字を表示していたからだ。そして、この体重の数字を見るまでもなく、ＡＣＨＯＵさんの顔の輪郭は３週間前に会ったときよりも、さらにシュッとしている。

「もう“でしょ？”って言葉しか出てこないよね（笑）。飲み仲間とか宝塚の後輩に『痩せた』ってよく言われるんですよ。むしろ、現役時代より腹筋割れてるって言われるくらい」

　現時点でマイナス７キロ。忘年会やクリスマスシーズンで何かと飲み会の誘惑が多い１２月だが、担当の三井トレーナーが「これだけお酒を飲む人で、ここまで体重が落ちた人は初めてですね」と舌を巻くくらい、順調なペースで減量ができている。その大好きなお酒にしても、最近は週に１日、もしくは２日、完全に断酒している日を作っているというのだから、ＡＣＨＯＵさん自身もゴールを間近に迎えたことで、さらにガチモードに拍車がかかっているようだ。

「タイムリミットが近くなってますからね、さすがに焦りを感じてる。お酒を飲んで効率悪いなぁって思うと、控えられるもんですね（笑）。トレーナーのアドバイス通り、水もたくさん飲んでますから」

　さて、この日は下半身を鍛えるメニュー。メインとなるのは「キング・オブ・エクササイズと言われているスクワットです」と三井トレーナー。人間の体は下半身の大きな筋肉を鍛えることで代謝が高まり、痩せやすく・太りにくい体になり、ここＲＩＺＡＰでも下半身トレーニングはすごく重要にしているメニューだという。