ダイエットとは結局のところ我慢である(後編) 4カ月で10キロ減、その極意

山田隆道

【本人提供】

大切なのは“我慢の方法”

 空腹をいかに我慢するか。前編にも書いた通り、ダイエットとは結局これに尽きると思う。私自身、昨年10キロ以上ものダイエットに成功した最大の要因は、この我慢の方法をあれこれ模索したことだろう。巷には○○ダイエットなどと名付けられたさまざまな方法が出回っているが、大切なのはそういうダイエット方法ではない、我慢の方法なのだ。

 実際、ダイエット中の私は就寝前に大好きなウィスキーの水割りをツマミなしで満喫するという、ご褒美タイムを設定したことで、炭水化物抜きの夕食に関しては苦もなく我慢できるようになった。このおかげか、最初は64キロ以上あった体重も62キロくらいまではすんなり落ちた。本稿を書いている数日前に某ネットニュースで「寝る前の酒は太るので厳禁」などという記事を目にしたが、あれはどうにも怪しい。私は寝酒で痩せたぞ。

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著者プロフィール

作家。1976年大阪府生まれ。早稲田大学卒業。 主な著書は『虎がにじんだ夕暮れ』『神童チェリー』『雑草女に敵なし!』など。その他、プロ野球ファンが高じて『阪神タイガース暗黒のダメ虎史』『野球バカは実はクレバー』などの野球関連本も上梓。また、テレビ・ラジオ等のコメンテーター、現代文・小論文講師としても幅広く活動している。 ツイッターアカウント【@yamadatakamichi】

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