【FIGHTERS】使命を託された男たち①<金村尚真投手>
開幕戦は3月28日(金)、敵地での埼玉西武ライオンズ戦です。
昨年11月のファンイベント《F FES 2024》で、新庄剛志監督から「開幕投手」と「開幕4番」を託された選手がいます。
金村尚真投手と野村佑希選手―。
同級生でもある2人が、チームの命運を占うといっても過言ではない重要な「開幕戦」で大役を担います。
「使命を託された男たち」と題し、今回は金村尚真投手が大舞台に懸ける想い、覚悟を語りました。
「言い訳の出来ない戦いが始まる」
《PRE-SEASON GAMES 2025》3月19日(水)読売ジャイアンツ戦に先発。
6回4安打1失点の好投で締めくくり、「生命線」というカーブにも手応えを感じたはずの登板です。
「まだまだ、いい投球ではないと感じました。これからは、言い訳のできない戦いが始まる。開幕はもちろん大事ですけど、(シーズン)終盤も大事だと思う。上手くシーズン通してを戦える体の調整をしていきたい」
プロ3年目、初の開幕投手
「まさか3年目で開幕任されるとは思っていなかったけど、任されたからには勝たないといけない。責任感を持って、やってくれという意味だと思いますし、開幕に合わせてしっかりやってきた。今後に期待していると感じているので、感謝を持ってプレーしたいです」
2024シーズンは自己最多7勝を挙げ6敗6ホールド。
開幕は中継ぎスタートも、先発転向後はローテーションの一角を担いました。
新人王候補に挙がるなど、即戦力の期待に応える活躍。
開幕戦の相手、埼玉西武ライオンズ戦には4試合19イニングを投げ、防御率0・95を残しています。
エースからの金言
同じ右腕で頼れる人柄にも惹かれ、いつしか慕うようになりました。
昨オフは自主トレの拠点を、2軍本拠地の千葉・鎌ケ谷から伊藤のいるエスコンフィールドに変更。
「一番は、大海さんがいるというのが僕の中で大きい。シーズン中からたくさん聞いてますが、いいところは吸収したいので、どんどん聞いています」と笑みを浮かべます。
変化球を投じる際の狙いどころなど、多くの“金言”を授かる機会になったようです。
さらに「開幕投手は、最初に投げるだけだから」と、普段通りを心掛けるようアドバイスを受けました。
2024年の開幕投手の言葉に、「そういう意識でいけばいいのかな」と気持ちが楽になったといいます。
未知なる舞台へ
その第一歩が開幕戦です。気になる心境は…
「まだ実感はないです。これから開幕に向かっていくので、緊張感は出てくると思う。とても良い経験になると思うので、それを楽しみながらやっていきたいと思います」
金村投手の大航海の幕開けが、刻一刻と迫っています。
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