3月11日、ベルーナドームで行われた埼玉西武と阪神のオープン戦は、1対0で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武の先発・菅井信也投手は初回、12球で3者凡退とする立ち上がりを見せると、以降は5回まで無安打と相手打線を封じる。3回表、4回表はいずれも先頭打者に四球を与えたが後続を断ち、5回60球無安打2四球2奪三振無失点の好投でマウンドを降りた。

　打線は6回まで3安打無得点と相手投手陣に苦戦。それでも7回裏、外崎修汰選手、炭谷銀仁朗選手が連打で1死1、2塁の好機をつくると、2死から長谷川信哉選手の適時打で先制する。

　リリーフ陣は6回から平良海馬投手、佐藤隼輔投手、ラミレス投手がそれぞれ1イニングを3者凡退でつなぐ。9回表はウィンゲンター投手が2死から内野安打を浴びるも、得点は許さず1対0で試合は終了した。5投手の継投で完封勝利。打線では、長谷川信哉選手が2安打1打点、新加入のネビン選手が2安打の活躍を見せ、接戦を制した。

　 １２３４５６７８９ 計
神 ０００００００００ ０
西 ００００００１０Ｘ １

神 伊原陵人-工藤泰成‐●早川太貴
西 菅井信也-平良海馬‐○佐藤隼輔‐ラミレス‐Sウィンゲンター

文・西嶋葵