【コベルコ神戸スティーラーズ/NTTリーグワン2024-25第9節に向けて】 今シーズン初の花園開催ゲーム トヨタヴェルブリッツを破って 上昇気流に乗るきっかけを掴み取れ!

チーム・協会

アーリーエントリーのFLフナキがリザーブでメンバー入り。京都産業大学から入団のパワフルFWがインパクトあるプレーでチームを盛り上げる。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

クボタスピアーズ船橋・東京ベイと対戦した前節は後半に反撃を許して20-25で悔しい逆転負けを喫した。これで今季2度目の2連敗となり、8試合を終えて3勝5敗となかなか波に乗ることができない。リーグ戦も半ばを迎え、今季初の東大阪市花園ラグビー場で開催のホストゲームで相まみえるのは、昨季までディレクターオブラグビーを務めたハンセン氏がヘッドコーチを兼任し、フォスター氏が共同コーチを務めるトヨタヴェルブリッツ。NZ代表を率いた名将が指揮し、23年W杯で日本代表の司令塔を務めたSO松田、スコットランド代表79キャップを誇るLOグレイが加入し注目を浴びるも、1勝6敗1分で現在4連敗中と苦しい戦いが続く。今節は後半戦へ入るにあたり両チームにとって上昇気流のきっかけを掴む意味でも重要な一戦となる。神戸スティーラーズは第7節では前半の流れが悪く、前節は後半まったく思うようなラグビーができずに終わった。80分間一貫性あるパフォーマンスをすることが勝利の鍵になる。 (取材日:2025年2月20日)

これまでチームで唯一8試合フル出場。すでに昨季を上回る5トライをあげるなど、今季も攻守の大黒柱として素晴らしいパフォーマンスを見せている。昨季に続き公私共に仲が良いトヨタVのSHスミスとの対戦を楽しみにしている。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

LOブロディ・レタリック
「80分間一貫性を持ったパフォーマンスをしようと私を含めたリーダー陣から発信し続けています。もちろん、第7節も前節も同じようにキックオフからノーサイドの瞬間まで精度高くプレーしようと意識して臨みましたが、第7節では前半、前節では後半に普段では考えられないようなミスが起こり、黒星を喫しました。ただ、40分間できた良いパフォーマンスを80分間続けることができれば、結果はついてきます。特に今週は今の課題であるフェイズを重ねてアタックすることに集中して取り組んできましたので、今節こそ、丁寧にやり切りスコアに繋げたい。トヨタVはNZ代表で一緒だったコーチや選手がいるので個人的には対戦が楽しみではありますが、まずはチームとして80分間良いパフォーマンスを発揮することに集中して、自分たちの自信に繋がる試合にしたいと思います」

UTB辻野とともに京都産業大学では共同キャプテンを務めた。大学ラグビー界を沸かせたFLフナキがアーリーエントリーとしてリーグワンデビューを果たす。ボールを持てば前に出るパワフルな突進でチームの勢いを加速させる。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

FLソロモネ・フナキ
「こんなに早くチャンスをもらえるとは思っていませんでした。ただ、辻野や植田をはじめ同期は才能ある選手ばかりなので、だからこそ、その中で一番にリーグワンの試合に出場したいという思いがありました。それが叶って本当に嬉しいです。チームには1月下旬に合流し、コーチ陣からスキンホールド(皮下脂肪)を落とすように求められ、5kgの減量に成功しました。持ち味はフィジカルをいかしたボールキャリーとタックルですが、体を絞ったことで、よりスピードあるプレーができるようになっています。グラウンドに出たら、京産大のプライドを持って、スティールメイツの皆様の前でタフなプレーを見せられるよう頑張ります!」

当時トップチャレンジに所属した三菱重工相模原で2017-2018シーズンの第1節釜石戦でデビュー。リーグワン初年度、古巣のディビジョン1昇格に貢献し、2022-23シーズン、コベルコ神戸スティーラーズへ。次の目標は神戸スティーラーズキャップ「50」だ。 【コベルコ神戸スティーラーズ】

CTBマイケル・リトル
「個人的にはリーグ戦通算50試合目の一戦となりますが、いつも通りチームメイトと一緒にゲームを楽しみたいという思いが強いです。今季、カテゴリAでの登録となりメンバーに選ばれる可能性が広がりましたが、これまでと変わらず同じ23人に選ばれたいと思って練習に取り組んでいます。試合メンバーに選ばれたからには、ディフェンスでもアタックでも自分の持っている全ての力を出して良いパフォーマンスを発揮することに集中するだけです。特に今節は連敗という負のサイクルに陥っている中で臨む大事な戦いです。グラウンドに立つ全員がコーチ陣から提示されたプランを80分間全うし勝利を掴んで、後半戦に弾みをつけたいと思います」
2月22日(土)14:30KICK OFF NTTリーグワン2024-25第9節
大和ハウスグループスペシャルマッチ
会場:東大阪市花園ラグビー場
■トヨタV戦登録メンバー
1髙尾 時流
2松岡 賢太 
3山下 裕史
4ジェラード・カウリートゥイオティ
5ブロディ・レタリック(共同キャプテン)
6ヴィリー・ポトヒエッター
7ティエナン・コストリー
8ワイサケ・ララトゥブア
9日和佐 篤
10ブリン・ガットランド
11松永 貫汰
12李 承信(共同キャプテン)
13マイケル・リトル
14アタアタ・モエアキオラ
15山下 楽平
16北出 卓也
17中島 イシレリ
18前田 翔
19今村 陽良
20ソロモネ・フナキ
21中嶋 大希
22ナニ・ラウマペ
23イノケ・ブルア

【コベルコ神戸スティーラーズ】

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著者プロフィール

兵庫県と神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

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