【BOATRACE】大村・九州地区選 仲谷颯仁が7年ぶり2回目の九州チャンプに輝く
進入に動きはなく枠なりの3対3。スタートはスロー3艇がコンマゼロ台に踏み込み、中でも2コースの仲谷颯仁がコンマ06のトップスタート。伸びが抜群だった定松勇樹に攻めさせず、さらに1コースの羽野直也にもプレッシャーを与える格好となり、羽野のターンミスを誘って2コースからきれいに差し抜けた。残した羽野が2着。3着には峰竜太が入り、3連単の2-1-4は6330円の19番人気と中波乱決着。なお、1周1マークでは定松勇樹が転覆した。
しかし、2022年以降はSG戦への出場も年イチペース。羽野直也がSG戦覇者になり、115期の同期では関浩哉がグランプリのファイナリストになるなど、同世代のライバルたちに大きな差をつけられていた。西山貴浩に言わせると「頑固さが邪魔して」出世争いで後れを取ったが、その辺の変化を含めて今年の仲谷は「やれる」と兄弟子は確信を持っている。そしてすぐさま結果を出したわけだ。
仲谷は若松クラシックの出場権を手にして「めちゃくちゃうれしい」と喜びを爆発させると同時に「羽野直也さんの分もがんばりたい」と気づかいも忘れない。さらに故・中田達也さんのカッパを着用してレースに挑んでいたことを表彰セレモニーで明かし、「中田さんのおかげで優勝できたと思う。中田さんも褒めてあげて下さい」とも語った。
中田達也さんのグループの後輩・中亮太から遺品のカッパを譲り受け、これまでも記念の優勝戦などでは着用していたとか。「中田さんは色んな人と走らなければならないので、せめて優勝戦くらいは僕と一緒に走って下さい…と思って着用していました」と裏話も明かしてくれた。
仲谷颯仁の次走は2月19日からの福岡一般戦の予定。
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