江戸川区の絶品カレー4選【カレーマルシェ@えどりく連動企画】

チーム・協会

古賀駿汰選手、山﨑洋之選手、根塚洸雅選手の勝負飯はカレー! 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

クボタスピアーズ船橋・東京ベイのホストスタジアム「スピアーズえどりくフィールド」(以下、えどりく)がある東京都江戸川区は、都内で最も多くのインド国籍の人が暮らしている自治体ということもあり、カレーの名店が勢ぞろい。食べ歩き歴15年超えのカレーマニアである筆者が、2月22日(土)のスピアーズホストゲームで行われる「カレーマルシェ」にちなみ、区内にある珠玉の4店舗をピックアップしました。

1.スパイスマジック カルカッタ 本店

「HOLIDAY SPECIAL LUNCH MENU」の「A-Lunch」(1320円)は、選べるカレー2種類、チキンティッカまたはサモサ(写真はチキンティッカ)、パパド、ナン、ドリンク1品がつきます。一番よく出るというマイルドな「チキンカレー」(写真右上)、スパイシーな「チャナマサラ」(豆のカレー・写真左上)はカレーマルシェでもで提供予定 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

“東京のリトルインディア”と呼ばれる西葛西で1997年にオープン。カレーマルシェに出店が決まり、カレーやナン・ライスのほか、サモサ、チャイ、マンゴーラッシーなどの販売を予定しています。

オーナーを務めるのは、江戸川インド人会の会長・チャンドラニさん。「江戸川区の中でも(えどりくの所在地である)清新町の団地には、特に多くのインド人が暮らしています。うちのお店は、開店当初は彼らの食堂としての役割を担っていましたが、今では地元の日本人も多く訪れますよ」

インドのスパイスティー「マサラ・チャイ」(ホット) 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

西葛西駅北口にある本店のメニューは北インド料理のみですが、南口店では南インド料理もいただけます。また、本店の近くにはチャンドラニさんが手掛ける紅茶専門店の「シャンティ紅茶ショップ」も。フレーバーティーも充実していて、お土産にぴったりです。

ショップで購入できる手づくりマサラ・チャイのセット(店頭価格583円) 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

スパイスマジック カルカッタ 本店
東京都江戸川区西葛西3-13-3
03-5667-3885
営業時間/ランチ11:00〜14:30、ディナー17:00〜22:00(ラストオーダー21:30)

2.トウキョウ ミタイワラ

お店は西葛西駅から徒歩2分。取材日には30種類ほどのインドスイーツがショーケースに並んでいました 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

「ミタイワラ」は、ヒンドゥー語で「お菓子屋さん」を意味します。その名の通り、1階ではインドの伝統菓子がテイクアウトでき、2階のイートインスペースではベジタリアンメニューが食べられます(希望すれば、2階でスイーツを食べることも可能)。2階のメニューは、お米と豆を発酵させた生地でつくったパリパリのクレープ「ドーサ」のほか、インド風やきそば「ベジ チャウミン」、じゃがいもでできたパテの「ベジバーガー」などバリエーションが豊富です。

「PLAIN DOSA(プレーンドーサ)」(990円)はココナッツチャツネ(写真右)、玉ねぎ&トマトのチャツネ(写真左)、サンバル(南インドの伝統的な豆と野菜のカレー・写真中央)のセット 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

プレートに筆者大好物のココナッツチャツネがたっぷりと盛られているのがうれしい! しかも、サンバルは1回無料でおかわりできます。サンバルと玉ねぎ&トマトのチャツネはかなりスパイシーなので、辛いカレーが好みの人に推したいメニューです。

食後はインドスイーツに初挑戦。同店で一番人気のひよこ豆粉を粒状に揚げた「モティチョール・ラドゥー」、ホーリーというインドのお祭りで食べるギョウザに似た形の「グジヤ」、世界一甘いお菓子との異名を持つシロップ漬けのドーナツ「グラブジャムン」をいただくことに。

写真左から「モティチョール・ラドゥー」(1個237円)、「グジヤ」(1個250円)、「グラブジャムン(長め)」(1個270円) 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

「インド菓子に用いる“コヤ”というチーズをはじめ、手づくりにこだわっています。グラブジャムンを家で食べるなら、温めてからさっぱり系のバニラアイスと合わせてみてください。インドスイーツは基本的に甘いので、チャイもぜひ一緒に!」と店長のジットさん。テイクアウトしてえどりくで食べるなら、個人的には甘さ控えめの「グジヤ」がおすすめ。中にはココナッツやドライフルーツが入っていて、食べ応え満点です。

トウキョウ ミタイワラ(Tokyo MithaiWala)
東京都江戸川区西葛西6-8-5
03-6808-0777
営業時間/11:30~21:30

3.ヴィオレッタ

江戸川区役所そばの住宅街にオープンして20年。ここで食べられる唯一無二のカレーが、江戸川産の小松菜と生のメティ(四つ葉のクローバーに似たマメ科の植物)、厚揚げ、しめじが入った「江戸川産小松菜&メティカレー」です。

カレー1品・料理1品・サラダ・ワンドリンクで構成されるディナーセット「Bセット」(1500円)の一例。料理は鶏のから揚げ、タンドリーチキン、チーズ入りフランクフルトソーセージ、広島産かきのフライよりチョイス(写真はタンドリーチキン) 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

メティの種子(フェヌグリーク)や葉を乾燥させたもの(カスリメティ)はカレーに使われているのを見かけますが、生のメティはそうそうお目にかかれません。「江戸川産メティを小松菜に続く“江戸川区の第二の特産品”にするべく、『えどがわメティ普及会』が立ち上がりました。インド人に愛されているメティをもっと日本人にも知ってほしいという思いから、メニューに取り入れています」とオーナーシェフの浅井さんは話します。

ゆったりとした時間が流れる店内でいただくチャイは格別 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

えどりくでの試合観戦後に食事するなら、西葛西駅南口から新小岩駅行きのバス(新小21)に乗り、江戸川区役所前で下車すればアクセスも楽々。土、日曜のディナータイムは原則3日前までに予約が必要なので、事前に予定を立てて足を運んでくださいね。
ヴィオレッタ
東京都江戸川区松島1-23-6
03-3652-1927
営業時間/ランチ11:00~14:00(月曜はランチのみ)、ディナー17:30~21:30(ラストオーダー20:00)
定休日/火曜、第2・第4月曜
※土、日曜のディナータイムは原則3日前までに予約が必要

4.LAMP by MORISLABO 99

落ち着いた雰囲気がすてきな店内 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

都営新宿線の瑞江駅にある「LAMP by MORISLABO 99」は、代々木公園そばの行列が絶えない名店「SPICE POST」の姉妹店。“毎日食べられるカレー”がコンセプトで、もともと社長が趣味でつくっていたレシピだそう。初めての人は、チキンカレー&キーマカレー&ポークビンダルの3種盛りをぜひ。

チキンカレー&キーマカレー&ポークビンダル(S・1450円)のライスは基本200g。たまごは、ゆでたまごと生たまごから選べます(写真はゆでたまご)。チキンカレー(写真左)のお皿は益子焼です 【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

一番人気のチキンカレーは、20種類以上のスパイスが奏でる香り高いサラサラタイプ。キーマカレーはラム・牛・豚の粗挽き肉のうま味がたっぷりです。インド西海岸のゴア州発祥のポークビンダルは、ビネガーの酸味がアクセントになっています。
プレートをよく見ると、さりげなくダルカレーもついていて実質4種盛り! さらに、チキンカレーのルーを無料で足すことができます。「チキンカレーのルーを追加サービスしているのは、家と同じようにカレーとルーのバランスを考えずに食べてほしいという社長の愛です。うちのカレーはSサイズでもボリュームたっぷり。“味変”用にスパイスビネガーも用意しているので、よければお試しくださいね」と店長の平野さん。

瑞江には、江戸川区浴場組合とのコラボでスッピーの銭湯背景画が描かれている「第二寿湯」や、タイラー・ポール選手とオリー・ストーンハム選手がファンブックの企画で江戸風鈴づくりにトライした「篠原風鈴本舗」もあります。特に週末は行列必至につき、11時の開店狙いで訪れるといいですよ。

LAMP by MORISLABO 99
東京都江戸川区南篠崎町3-7-9
03-5879-7901
※営業日および営業時間はお店のInstagram・Facebookで確認を
2月22日(土)静岡ブルーレヴズ戦のカレーマルシェ@えどりくでは、今回紹介したスパイスマジック カルカッタのインドカレーをはじめ、インドの炊き込みご飯・ビリヤニやサメドライカレーなど、魅力的なメニューが目白押し。試合当日はフードトラックでお腹を満たしてから、幸せ気分でスピアーズに声援を送りましょう!

取材・文・撮影:せきねみき(ライター・コラムニスト)

【クボタスピアーズ船橋・東京ベイ】

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著者プロフィール

〈クボタスピアーズ船橋・東京ベイについて〉 1978年創部。1990年、クボタ創業100周年を機にカンパニースポーツと定め、千葉県船橋市のクボタ京葉工場内にグランドとクラブハウスを整備。2003年、ジャパンラグビートップリーグ発足時からトップリーグの常連として戦ってきた。 「Proud Billboard」のビジョンの元、強く、愛されるチームを目指し、ステークホルダーの「誇りの広告塔」となるべくチーム強化を図っている。NTTジャパンラグビー リーグワン2022-23では、創部以来初の決勝に進出。激戦の末に勝利し、優勝という結果でシーズンを終えた。 また、チーム強化だけでなく、SDGsの推進やラグビーを通じた普及・育成活動などといった社会貢献活動を積極的に推進している。スピアーズではファンのことを「共にオレンジを着て戦う仲間」という意図から「オレンジアーミー」と呼んでいる。

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