「諦めの悪い男」辻直人のBリーグオールスターレポート2025【B MY HERO!】
そう言って、辻直人選手はLaLaアリーナの空へ舞い上がり、そして見えなくなった。試合開始前のまだ選手入場したばかりのタイミングでの退場であった。だが、彼のオールスターはまだまだこれからだ…！
こんにちは。BE MY HERO!特派員のmeです。
2025年1月18、19日にLaLaアリーナで開催されたB.LEAGUE ALL-STAR GAME WEEKEND 2025 IN FUNABASHIにおける群馬クレインサンダーズ所属の辻直人選手の活躍について、昨年のオールスターに引き続き、書かせていただくこととなりました。かつて私は船橋市に住んでいたこともあり、そうしたゆかりのある土地に素晴らしいアリーナができ、オールスターイベントが開催されたことはとても喜ばしいことでした。イベントを成功裏に導いた選手や関係者の方々に改めてお礼申し上げます。
そして今回書かせていただく辻選手は今年もコート内外でその存在感を示し、ファンを楽しませてくれました。一部ではありますが、その活躍をお届けしたいと思います。
“皆さんにとって、忘れられない思い出になります”実現に向けて
メインイベントのオールスターゲームでも辻團長は止まらない。前日会見と同様の氣志團仕様のリーゼントとサングラスで選手入場をすると、その前に篠山竜青選手が入場演出で用いたワイヤーで吊り上げられながら、篠山選手との掛け合いと、前日会見でも歌った「One Night Carnival」を披露し、冒頭の通り自ら退場して会場を騒然とさせた。
前日会見後、辻選手はSNSで「ちょっと待って、、、びっくりした。自分めちゃくちゃ音痴やん。。。」とショックを受けた様子だったが、きっと本番に備え、歌の練習を積んできたことだろう。
辻選手の退場後は何事もなかったかのように引き続き選手入場が再開されたが、今年のB.BLACKはひと味違った。スターティングメンバー全員がリーゼントとサングラススタイルで登場し、B.BLACKとして、また辻團としての団結力を見せつけた。辻團長はオールスターゲーム後のSNSで、関係各位へ感謝を述べるとともに「一番うれしかったのは、みんな率先してカツラを被ってくれた事」と綴っている。
DAY1、DAY2のコート上でもさすがの存在感
DAY1に行われた3Pコンテストでは、渡邊雄太選手と並ぶ14得点を記録し、延長戦へ臨んだ2選手と1点差という惜しい結果ではあったが、永遠の後輩と称される比江島慎選手とともに楽しそうにコンテストを見守る様子が多数、SNSに上げられており、ファンを喜ばせていた。
今季で引退を発表しているジェフ・ギブス選手相手にディフェンスを試みるも体重30kg差には敵わず、あえなく吹き飛ばされたり、昨年話題となった無限ポンプフェイクがまたしても発動かというところで誰も乗ってこずに不発となり、乗ってこなかった吉井裕鷹選手に物申すなど、ゲーム内でも見せ場を作った。
本年のオールスターでも辻選手は、おまつり男としての本領を遺憾なく発揮してくれた。会場を盛り上げようとする姿を見るたびに、人を楽しませたいという辻選手の人柄に触れられるようで、プロバスケットボール選手としてのプレーだけではないところでも人を魅了してやまないのだと感じる。
オールスターが終われば後半戦がスタート！年男が2025年をさらに盛り上げる！！
これから再開されるリーグ戦などの真剣勝負でも、3Pシュートをいくつも決める、ノリに乗ったら止まらないおまつり男としての活躍にぜひ注目をしていただければと思う。2025年の辻選手は巳年の年男でもあり、さらなる躍進を期待したい。
me（B MY HERO!特派員）
辻直人選手を夫婦で応援していて、それぞれ会場へ一人で行くと必ず相方は？と聞かれる。写真は先日の京都でハンナリーズポスターデザインの模倣をしたもの。
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