【J1第7節 番記者通信簿】最高評価は完勝の清水と大迫勇也を封じた鹿島 FC東京はいばらの道が続く
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【評価項目】
①ゲーム支配
②個人パワー
③スタイル発揮
④球際
⑤リレーション(選手のつながり)
⑥興奮度
【採点基準】
9~10点:すごく良い
7~8点:良い
5~6点:及第点
3~4点:ややもの足りない
0~2点:次節に期待
※採点は1点刻みで評価
【総合評価基準】
S:49~60点
A+:43~48点
A-:37~42点
B+:31~36点
B-:25~30点
C:13~24点
D:0~12点
それでは、各クラブの通信簿を見ていこう。
Sランク 清水(総合評価点:50)
【総評】攻守にわたって湘南の特徴を落とし込み、全体が狙いを共有しながら、相手の“イヤなこと”を続けた。攻撃面では相手陣内への入り込み方、アグレッシブさが際立っており、守備面でも前線からのプレスやライン設定など、ほとんど完璧な出来。何よりも、5試合ぶりの勝利を聖地・IAIスタジアム日本平で実現。完勝とはまさにこんな試合のことだと思う。
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Sランク 鹿島(総合評価点:49)
【総評】攻守において連動性が高く、チーム一丸となって戦った。特に守備では前線がハードワーク、中盤がそこに遅れずについていき、最終ラインが大胆に押し上げた。そうすることでコンパクトな陣形を保ちつつ、起点となる大迫勇也をチーム全体で封じ込めた。取ったオフサイドは7回。関川郁万らCBの奮闘も目立ったが、チーム全体での勝利だった。
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A+ランク 川崎F(総合評価点:48)
【総評】前半はペースをつかみ切れなかったが、簡単に失点を喫しないことが今季の特徴であり、後半のゴールラッシュを呼び込む。その後半は前からの圧力とボール保持率を高め、スコアラーもエースの山田新、初クラシコの伊藤達哉、途中出場のエリソンと文句なし。充実の勝利。
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A+ランク 東京V(総合評価点:43)
【総評】引き分けの結果を考えれば、評価点が高過ぎるかもしれない。けれど、リカルド・ロドリゲス監督が指揮する今季の柏を相手に、持ち味をほとんど出させずに狙いどおりの守備で完封した点は、ほかの勝利試合よりも高く評価した。個人パワーに関しては“得点機会の少なさ”という意味合いで低くつけている。
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A-ランク 新潟(総合評価点:42)
【総評】ポゼッションでリズムを作り、新潟らしい攻撃を表現できた。自陣で相手を引きつけ、生み出したスペースで小野裕二が起点となって生まれた先制点は、狙いどおりの形。一度は逆転されたものの、交代で入った選手が点を重ねて逆転する力も見せた。だが、相手にテンポを変えられたときに対応が遅れ、あっさり失点を喫してしまうことは継続課題。
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