スローガンは「プロレスは常に日本の皆様の背中を押すものでありたい。」日本プロレスリング連盟(UJPW)が法人化を発表!

チーム・協会

【新日本プロレスリング株式会社】

1月20日(月)15時30分~グランドプリンスホテル新高輪にて、日本プロレスリング連盟(UJPW)の記者会見がおこなわれた。

撮影/山本正二
▼出席者
・代表理事 髙木三四郎(株式会社CyberFight 取締役副社長)
・業務執行理事 菅林直樹(新日本プロレスリング株式会社 取締役会長)
・業務執行理事 斎藤了(DRAGONGATE株式会社 取締役)
・業務執行理事 筑前りょう太(NPO法人九州プロレス 理事長)
・理事 岡本保朗(株式会社CyberFight 代表取締役社長)
・理事 武田有弘(株式会社CyberFight 取締役)
・理事 福田剛紀(オールジャパン・プロレスリング株式会社 代表取締役社長)
・理事 登坂栄児(有限会社四ッ葉工芸 代表取締役)
・理事 三島通義 (株式会社ガンプロエンターテインメント 代表取締役社長)
・理事 木谷高明(株式会社ブシロード 代表取締役社長)
・理事 棚橋弘至(新日本プロレスリング株式会社 代表取締役社長)
・理事 松本仁司(新日本プロレスリング株式会社 取締役副社長)
・理事 岡田太郎(株式会社スターダム 代表取締役社長)
・理事 長岡征斗(TMI総合法律事務所 弁護士 コメント代読)※欠席
・監事 山田真哉(芸能文化税理士法人 会長・公認会計士、税理士)
・選手 真壁刀義(新日本プロレス)
・選手 海野翔太 (新日本プロレス)
・選手 清宮海斗(プロレスリング・ノア)
・選手 クリス・ブルックス(DDTプロレス)
・選手 山下実優(東京女子プロレス)
・選手 風城ハル(東京女子プロレス)
・選手 舞華(スターダム)
・選手 HANAKO(スターダム)
・選手 芦野祥太郎(全日本プロレス)
・選手 YAMATO (DRAGONGATE)
・選手 神谷英慶(大日本プロレス)
・選手 大家健(ガンバレ☆プロレス)
・選手 まなせゆうな(ガンバレ☆プロレス)
・司会 阿部誠(新日本プロレス リングアナウンサー)
・司会 難波小百合(東京女子プロレス リングアナウンサー)
まずは難波リングアナより、「2023年12月に設立を発表しました日本プロレスリング連盟は、これまで任意団体として被災地を支援する合同興行『ALL TOGETHER』の主催など活動して参りましたが、今後プロレス業界全体の発展および、プロレス文化の普及、海外発信という目的をさらに推進するべく、この度、一般社団法人となりました。本連盟が参加各団体と強く連携して、他のスポーツに負けないよう、プロレス界の成長を図って参ります」と、日本プロレスリング連盟が一般社団法人となったことを報告。

続いて、理事の高木代表より挨拶がおこなわれ、法人化に関する説明がされた。

【新日本プロレスリング株式会社】

・代表理事 髙木三四郎(株式会社CyberFight 代表理事)
「皆様、本日はお忙しい中、お集まりいただきまして、誠にありがとうございます。一般社団法人日本プロレスリング連盟の代表理事を務めております髙木三四郎と申します。私はプロレスという素晴らしい文化を、次世代に繋げ、日本だけでなく世界中の方々に、その魅力を知っていただきたいという想いで、この連盟の活動に携わっております。
プロレスは力強さや技術だけじゃなく、人々に勇気を与えて絆を深める力を持ったスポーツエンターテインメントだと思ってます。この連盟を通じて、プロレス界全体の発展とプロレスの持つ社会的価値の向上に向けた取り組みを全力で進めて参ります。本日は、私たちのビジョンや活動内容についてお伝えし、皆様からのご理解とご支援を賜れば幸いです」

※以下の内容を高木代表が説明

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

【新日本プロレスリング株式会社】

続いて、業務執行理事より以下の挨拶がおこなわれた。

【新日本プロレスリング株式会社】

・菅林直樹(新日本プロレスリング株式会社 業務執行理事)
「新日本プロレスの菅林です。ここまで来るのに数年要しました。数年要しましたけども、諸先輩方が苦労に苦労に苦労を重ねて、ここまで続けてきてくれた日本のプロレス界を次の世代に、もっともっと良い形でバトンタッチできるような組織にしていきたいと思います。よろしくお願い致します」

【新日本プロレスリング株式会社】

・斎藤了(DRAGONGATE株式会社 業務執行理事)
「この度、日本プロレスリング連盟の業務執行理事を務めさせていただきますDRAGONGATE株式会社の斎藤了でございます。プロレスはたくさんの根強いプロレスファンの皆様に支えられて、70年という歴史を築いて参りました。ただその一方で、プロレスに対するマイナスなイメージが多く持たれている方がいるのも現実です。その怖い、暴力的などといったプロレスに対するマイナスなイメージを払拭していくことが、このプロレスリング連盟の使命の一つだと思っています。
今回、この連盟に加盟していただいている各団体さんには、それぞれの特色がありまして、個性のあるプロレスラーの方たちがたくさん所属してます。共通して言えることは、プロレスラーがリング上で闘う姿は、ある意味、非日常でないといけないということです。私は普段からそんな非日常をお客様に感じてもらい、刺激的で魅力のあるエンターテインメントを提供するには、日々の鍛錬に加え、普段の個々の責任ある行動も必要だということを、選手、スタッフに伝えております。
DRAGONGATEはまだまだ小さい団体ではございますが、そういったリング外での選手個人個人の責任ある行動、立ち振る舞いが世間のプロレスに対するイメージアップ、そして信頼を得ることにもなり、団体としての価値を上げることがプロレス業界全体の発展にも繋がるのではと考えております。
また現在、プロレス業界に関わる全ての方々、そしてこれからプロレスに夢を見てチャレンジしてくる若者に対して、長く安心してこの業界で働いていただけるような環境を整えていくことも、大切な連盟の役割だと思ってます。重責な業務執行理事の立場として、連盟の掲げる理念とビジョンの実現に向けて、これからの活動を真摯に進めていきたいと思います。これからの日本プロレスリング連盟、どうぞよろしくお願い申し上げます」

【新日本プロレスリング株式会社】

・筑前りょう太(NPO法人九州プロレス 業務執行理事)
「皆さん、こんにちは。九州プロレスの筑前りょう太と申します。この度、日本プロレスリング連盟業務執行理事という立場を仰せつかわせていただきました。何よりも、まずはこういった組織を発足し、そして動いていただいた新日本プロレス様に感謝申し上げます。ありがとうございます。
はてる想いをまとめ切れる自信がありませんでしたので、ちょっと文章にしておりますので、それを読みながら進めさせていただきたいという風に思います。私はイチ地方の年収2億円に満たない設立16年になる小さなプロレス法人の代表者ですが、『業界の一端を担いたい』という申し出を聞いてくださり、この組織の中に入れていただくことになりました。
これから少しお話させていただきますが、業界全体の未来を見据えるがゆえに、立場に見合わぬ生意気なことを言ってしまうかと思いますが、少しお時間を頂戴いたしますと幸いです。1954年、日本のプロレス界は幕を開け、昨年2024年でプロレスは70歳を迎えました。この70年に辿り着いた大きな要因はプロレス×地上波テレビによる掛け算であり、そして他団体には負けないという団体間のライバル関係だったと思います。

これにより、この日本においてはプロレスというカタカナ四文字を聞けば、多くの方がそのものをイメージできるような一般的な文化、産業になっており、これは70年間のプロレスの歴史のなによりの功績だと思います。私は8歳の時にプロレスを見て魅了されて以降、今日に至るまでプロレス一色の人生を歩んできました。そして、ここにおられる多くの方々も同様かと思います。プロレスによって友達ができて、プロレスによってたくさんの苦労や成功体験、素晴らしい時間を歩み、そして今こうしてプロレスを愛する皆様と共に時間を過ごすことができています。
だからこそ、私自身がプロレスに魅せられた1981年よりも、そして日本のプロレス界が産声をあげた1954年よりもプロレスを大きなものにして、次世代にお渡ししなければという使命感がございます。ここで次世代や未来という言葉を100年後と私は設定します。1954年、日本でプロレスが誕生し、戦後復興から高度経済成長期に臨む日本国民の背中を後押ししました。そしてそれから100年後、2054年どれだけ多くの方の背中を押せるプロレス界になっているか、これから30年、29年かけてどれだけ次世代にプロレスの価値を最大化させお渡しさせることができるかが勝負だと思います。

【新日本プロレスリング株式会社】

2050年、プロレスというイチ文化、産業が100年の時を刻むことができたならば、それは大きな実績であり、よりプロレスが日本文化の一つなんだという認識を広げることに繋がると思われます。2018年、メキシコにおいてルチャリブレがメキシコシティの無形文化遺産に指定されました。ルチャリブレがメキシコの観光資源としてメキシコが中国の観光推進、インバウンド需要の拡大に貢献しています。アメリカから日本に渡ってきたレスリングが、日本の相撲文化と交わり誕生した世界唯一の文化としてのプロレスは将来の日本の貴重な観光資源の一つとなるポテンシャルを持っている。そう考えます。その100周年に向け、まずは本日80周年の時に現状の市場規模を倍にするというビジョンを一つ発表させていただきました。ここでいう市場規模というのは、プロレス各団体の売り上げの合計値でございます。この数値を負うことが連盟の役割だと思います。そのためにまずやるべきことは、現状の把握です。各団体から計上の開示についてのお考えを順次ヒアリングさせていただきながら進めていければという風に思います。ただ、プロレス界においては50年以上の独立キャリアの歴史があり、ライバルとして共存してきた誇るべき歴史があります。

そのライバルという関係が大前提ながらも一部でパートナーとして活動していこうというのがこの連盟になりますので、ライバルかつパートナーであるという観念を時間はかかると思いますが、業界全体にマインドセットしていければと思います。これまでプロレスラーがそのプロフェッショナリズムをリング上でぶつけ合い、業界を発展させてきてくれました。それに加え、これからマネージメント側がそのプロフェッショナリズムを掲げ、ビジネスにフォーカスした業界にしていけるかが大事になると思います。80周年、100周年に向け、それを高めることは連盟の役割だと思います。
ここにおられる大手プロレス団体様たちはいち早く経営情報の開示や正確な来場者数の発表を始められたように、業界全体が数字と向き合うプロレス界、数字を闘うプロレス界になっていかなくてはいけないと思います。しっかりと目標値を掲げ、かつてのプロレス×地上波テレビ以上の掛け算を作り出し、プロレスを通して多くの方の背中を押していきたいと思います。本連盟は新日本プロレス様が支援及び人材を投下し、各社の皆様にご賛同いただくことで法人化に至りましたが、持続的な活動を考えるならば、連盟が財務力を伴う第3社組織になっていく必要性を感じます。

いわば、今回の連盟法人化はスタートアップであり、いかにこれからゼロイチを成し遂げるかという作業になると思います。九州プロレスからも連盟がより良いスタートアップになるよう予算を組み、開示以外にもこの連盟に基金を拠出できるようにしていきたいと考えてます。連盟の運営はこれまでプロレス界が取り組んできたこととは別次元の作業であり、大変な困難が予想されます。
が、プロレス100年を迎えた時に、誰もが誇れるプロレス界、誰もが憧れるプロレス界を目指し、新日本プロレス様、高木代表、菅林様、斎藤様、理事の皆さんと共にビッシビシ頑張って参りますので、これからお見守りください。よろしくお願いします。ありがとうございました」

その後、各団体理事により以下の挨拶がおこなわれた。

【新日本プロレスリング株式会社】

・棚橋弘至(新日本プロレスリング株式会社 代表取締役社長)
「皆さんあらためまして、新日本プロレス代表取締役社長の棚橋弘至です。僕も小さい頃プロレスに出会って、プロレスにエネルギーをもらって、人生を導かれた1人です。プロレス界から発するエネルギーの安定した供給。常にエネルギーがファンの皆様に届くようにというところで、この日本プロレスリング連盟の存在というのは本当に心強く思います。毎日、どこかで誰かが闘っているということがファンの皆様の力になるんじゃないかなと思います。そしてこの連盟が始まるということで、各団体に僕はね、挨拶……いや、(1.4)東京ドームから始まったファイナルカウントダウン、新日本の中だけでは終わらせるだけでなくて、出来ればいろんな団体に上がってもらいたいなというのもありますので、今後の連盟の活動に期待してください」

【新日本プロレスリング株式会社】

・木谷高明(株式会社ブシロード 代表取締役社長)
「ブシロードの木谷です。まずは皆様のお力のおかげで日本プロレスリング連盟が無事に立ち上がったことを非常に嬉しく思います。思えば私も今年の6月で65歳になります。プロレスを見始めたのが小学生のあたりですから、もう50年以上経っているということです。凄く感慨深いです。私、中高生のときはですはね、お隣にいらっしゃる棚橋社長とは違い、何もたのしいことがない中高生時代だったんですよ。(※棚橋社長に向かって)たのしいこと、いっぱいあったでしょう?」

棚橋「いやいや……」

木谷「まあそれは置いておいて……そんな時に夢や、希望や、あとは広がりですね。プロレスの場合はとくに日本だけではなく、アメリカでもいろいろと行われていたんで、世界に対する広がりを自分に対して与えてくれたのがプロレスでした。ですから、歴史上の偉人とかまたは先輩経営者とか、いろいろ含める中で『3人自分の人生に影響を与えた人を挙げなさい』ってなったら、間違いなく猪木さんの名前を挙げると思います。もしかしたら1番かもしれない。そうやって諸先輩方が作ってこられたこのプロレスという文化、また競技、またはエンターテインメント。これをシッカリと次世代に盛り上げて残せるよう、少しでも力になれたらなというふうに思いまして今ここにいます。皆さん、この素晴らしいプロレスをさらに盛り上げるよう引き続きご支援、ご指導のほどよろしくお願い致します」

【新日本プロレスリング株式会社】

・理事 岡本保朗(株式会社CyberFight 代表取締役社長)
「CyberFightの岡本でございます、よろしくお願い致します。
私のプロレスとの出会いというか原体験は、なかなか親にプロレスの週刊誌を買ってもらえなくてですね、少年野球の先輩が読み終わるのを待って、お古で毎週もらっていたという……それぐらい好きだったんですけど……。去年からプロレスのビジネスに携わらせて頂くようになって、凄く感じているのは、一団体、個社ではやりきれない。プロレスの発展に貢献しきれない部分もあると思いますので、そのあたりをですね、是非、連盟の各団体、会社の皆さんといろんな情報共有とか、それから議論しながら、共通で出来ることがあると思いますので、この連盟を通じて業界の発展に貢献していければなと思っております」

【新日本プロレスリング株式会社】

・武田有弘(株式会社CyberFight 取締役)
「CyberFightの武田です。先ほど棚橋選手から『いろんな団体に引退までに出たい』とお言葉があったんですが、こういう連盟ができたので我々も、もし棚橋選手の引退に協力できれば協力したいなという気持ちと、あとは今でももちろん夢のある業界なんですが、より夢のある業界にできるようにアイデアを出していきたいなという思いです」

【新日本プロレスリング株式会社】

・岡田太郎(株式会社スターダム 代表取締役社長)
「スターダムの岡田です。2つ今日はお話させていただければと思います。まずは女子団体スターダムの代表として、この理事に入れさせて頂いたということで、女子プロレス団体そしてそちらで活躍される選手の皆様がより長く、そしてどんどん新しい人が入ってくるという女子プロレス団体の貢献にも携われたらなと考えております。

そしてもう一つは、この理事の中でも錚々たるメンバー、諸先輩方、そして今まで歴史を紡いでくれたプロレス業界の方々、そして今壇上の中で一番若い30代ということで、理事をさせて頂くんですけども、僕ら以下の世代でも未来に向けてプロレスが末永く日本を代表する文化であり、胸を張って世界に届けられる一流のエンターテインメントであることを証明し続けるために、粉骨砕身がんばっていきたいと思います。よろしくお願い致します」

【新日本プロレスリング株式会社】

・福田剛紀(オールジャパン・プロレスリング株式会社 代表取締役社長)
「全日本プロレスの福田でございます。マット界の発展のために、全日本プロレスにしかできない貢献の仕方もあるかと思いますので、これからもどんどんやっていきたいと思います。そして、この連盟がどんどん活発に活動していけるように協力させて頂きます。よろしくお願い致します」

【新日本プロレスリング株式会社】

・登坂栄児(有限会社四ッ葉工芸 代表取締役)
「本日はお集まりいただきまして誠にありがとうございます。大日本プロレスというプロレスの会社をやっております、登坂栄児と申します。今日の記者会見にあたりまして、事務方の皆様には多大なる時間、そして準備の時間を取って頂きまして感謝申し上げます。また、連盟設立に関しては、ブシロードさん、新日本プロレスさんに比重がかなり大きい中、準備をして頂いたと思います。この場をお借りして御礼申し上げます。さらには、代表理事を務めている高木さんをはじめ、皆様方には今後も運営にあたって多大なる時間と、人を割いて頂くのではないかということを考えておりますので、私もインディペンデント団体のひとりとして、その中に入って皆様のお力になれるよう努力していきたいと思っております。

今までは比較的にそういった形式張ったものに対しては、インディペンデントという立場から、少し反対の立場、もしくはそれにカウンターのような立場で大会を運営したり、試合をしたりということが多かったんですけども、そういった大日本プロレスの歴史を応援してくれたファンの皆様に背くことのないかたちで、この連盟の中でシッカリとインディペンデントを表現していけたらなと思っております。皆様につきましては、大日本プロレスのリング上とそして連盟での活躍をご期待頂ければと思っております。最後になりますけど、連盟をやる中で日本に数十、数百と言われていますプロレス団体がある中、出来る限り自分の立場としては反連盟という団体がないよう、仮に非連盟というのがあったとしても、反連盟という団体がないような活動をインディペンデント中心に窓口となっていければと思いますので、どうか今後ともよろしくお願いい致します」

【新日本プロレスリング株式会社】

・三島通義 (株式会社ガンプロエンターテインメント 代表取締役社長)
「ガンバレ☆プロレスを運営いたします、ガンプロエンターテインメントの三島と申します。まずは日本プロレスリング連盟の法人化に際しまして、このメンバーに加えて頂いていることを、たいへん誇りに思っております。また法人化に向けましてご尽力を頂きました皆様方には心より感謝申し上げます。私どもガンバレ☆プロレスは今回連盟に参加した中では一番小さな団体でございます。しかしながらプロレス界、私どもと同じ規模、近い規模の団体がまだまだたくさんございます。そういった小さな団体の力もこれからの日本のプロレス界の発展には必要不可欠になるというふうに信じておりますので、私どもも微力ではございますが頑張っていきたいと思っております。そして今回
参加している団体の中では、唯一男女共存の団体でございます。昨今こういった団体も増えてきております。なんらか、こういった部分の経験も力になればと思っておりますので、引き続き皆様よろしくお願い申し上げます」

【新日本プロレスリング株式会社】

・松本仁司(新日本プロレスリング株式会社 取締役副社長)
「私は理事と事務局を兼ねております。本当に立ち上げまで、昨年の7月、準備会議に皆さん集まっていまして、その後も高木代表理事をはじめ理事の皆様方のご尽力でここまで大きな、横断的な、しかも正式な法人団体ができたことをたいへん嬉しくプロレス界の一員として光栄に思っております。1年ちょっと前にテレビ朝日から新日本プロレスに飛び込んできました。それまでも、今も思うのですが、プロレスの会社だけでなくそれ以外の場所、テレビ局とかあるいは協賛社、スポンサーさん、どこを見てもこのプロレス業界というのは、プロレスが好きな人で回っている業界。これはずっと変わらないです。僕はプロレスに25年関わっておりますが、まったく変わらないという現状を感じております。

これをなんとかイメージアップとか、透明化とか、ガバナンスを向上させるとか、諸々方策があると思います。ライバルは他の、例えばバスケットボールとか、バレーボールとか、もっと上を見てサッカーだとか、あらゆるエンターテインメント業界を相手に負けないように戦っていけるような、普通に社会で認められるプロレス業界をシッカリ作っていって、マイナスなイメージ払拭していろんな会社が協力してくれるように、いろんな方が『わあ!プロレスだから喜んで協力しますよ』というふうに言ってくれるようなプロレス界を作っていきたいと思います。そこに向かって微力ながら頑張っていきたいと思います。メディアの皆様、ご協力をよろしくお願い致します」

・長岡征斗(TMI総合法律事務所 弁護士)※欠席のためコメントを代読
「弁護士の長岡と申します。本日皆様にお目にかかることを大変楽しみにしておりましたが、急な体調不良で出席が叶わなくなったこと、心よりお詫び申し上げます。本日まで、高木代表理事をはじめ理事の皆様、そして事務局の皆様には、お忙しいところ、時には休日返上で、喧々諤々の議論を交わしていただき、ようやくこの場を迎えることができました。改めて感謝申し上げると共に、その重みを忘れずに法人の運営に尽力したいと思います。

少しだけ私事を述べさせていただきます。私は弁護士になるよりずっと以前からプロレスファンで、10代の頃私がテレビで棚橋さんの試合を見ていると、父が猪木さんの話をしだし、祖父が力道山の話をしだす、そんなことがよくありました。当時は鬱陶しく感じることもありましたが、2人とも鬼籍に入った今では、ふと懐かしく思い出すことがあります。先ほど、『プロレスはいつの時代も皆様の背中を押すものでありたい』というスローガンがあったと思いますが、連盟としては、この先私たちの子供や孫の世代まで、いつか私が祖父や父と交わした会話のように、プロレスが世代を超えて皆様を勇気づけるものとして発展する一助となれば幸いです。本日はどうもありがとうございました」

【新日本プロレスリング株式会社】

・山田真哉(芸能文化税理士法人 会長・公認会計士、税理士)
「はじめまして、公認会計士をしております山田真哉と申します。これまでは毎週『週刊プロレス』をたのしみにし、毎日スポーツ紙のプロレス欄をたのしみにしていたファンでございますが、これからは連盟の監事として仕事をしてまいりたいと思っております。とくに、連盟自体に問題が起きたときに、連盟にお金のトラブルとか本当に絶対起きると、これまでの皆様の苦労が無になってしまうので、そこは監事としてシッカリ仕事をさせて頂きたいと思っております。これからどうぞよろしくお願い申し上げます」
  • 前へ
  • 1
  • 次へ

1/1ページ

著者プロフィール

1972年3月6日に創業者のアントニオ猪木が旗揚げ。「キング・オブ・スポーツ」を旗頭にストロングスタイルを掲げ、1980年代-1990年代と一大ブームを巻き起こして、数多くの名選手を輩出した。2010年代以降は、棚橋弘至、中邑真輔、オカダ・カズチカらの台頭で再び隆盛を迎えて、現在は日本だけでなく海外からも多くのファンの支持を集めている。

新着記事

編集部ピックアップ

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧

新着コラム

コラム一覧

日本オリンピック委員会公式サイト

JOC公式アカウント