【コベルコ神戸スティーラーズ/NTTリーグワン2024-25第5節に向けて】 1.17メモリアルジャージを着て臨むチームにとって特別な一戦 プライドを持って戦い勝利を届ける
今季初先発となりましたが、やることは変わりせん。途中出場した4試合と同じく自分の仕事であるスクラムに集中するだけです。特に浦安DRはスクラムに自信を持っているチームなので、相手に流れを渡さないようにしっかりプレッシャーをかけていきたい。フォワードとして、スクラム、そしてモールでチームに勢いをもたらしたいと思います。何より今節はチームにとって特別な一戦です。30年前、地震により街も会社も大きな被害を受けました。そこから地域の方々、会社の方々が復興に向けて懸命に尽力されてきて、今の神戸の街やチームがあります。街の代表として体を張ったプレーをして感謝の思いを表現したいと思います。
トップリーグ、リーグワン通算150試合目となりますが、いつも通り自分らしく、泥臭くプレーしたいですし、今節は兵庫県、神戸市をホストエリアとして活動するチームにとって震災から30年を迎えて最初に行われる特別な一戦です。そこで個人としてもチームとしてもやるべきことをやって、地域の方々のために勝利しないといけません。チームはこの2試合ミスから失点し黒星を喫しました。相手からのプレッシャーというよりも、自分たちのスキルに問題があり、ミスが起きています。自分たちにフォーカスして良い準備ができていますので、試合でそれを精度高くやり切り、良いラグビーを見せられるようにします。
プレシーズンに怪我をし、ようやくリーグワンの舞台に戻ってくることができました。試合が楽しみですし、コンディションも万全で、良いプレーができる準備はできています。チームのこれまでの戦いぶりを振り返ると、負けは先行していますが、ポジティブな面も多いです。特に第2節横浜E戦で見せた前半のパフォーマンスは素晴らしかったですし、敗れた前節も終盤の20分間で3トライを奪うことができました。今後はチームとして80分間一貫性あるプレーをできるようにならなくてはいけません。今節対戦する浦安DRは前節で昨季のチャンピオンチームであるBL東京を苦しめました。力のあるチームですので80分間集中力高く戦い、地域の方々に我々のことを誇りに思ってもらえるようなラグビーをして、阪神・淡路大震災から30年を迎える特別な試合を勝ち切ります。
僕自身、神戸市出身なのですが、昨日初めて「阪神淡路大震災1.17のつどい」に参加しました。小学校、中学校の授業で震災のことは学んできましたが、あらためて神戸の街や地域の方々にとって1月17日は忘れてはいけない日なんだと感じました。そういう意味でも、デビュー戦が『1.17メモリアルジャージ』を着て戦う特別な試合であることは光栄ですし、嬉しく思います。試合ではミスを恐れずに思い切ってプレーし、持ち味であるハイボールキャッチやキックカウンターを見せていきたい。コーチ陣からもその部分を期待されていますので、強みをどんどん出していき、勝利に貢献したいと思います。
神戸新聞DAY
会場:ノエビアスタジアム神戸
■浦安DR戦登録メンバー
1髙尾 時流
2松岡 賢太
3山下 裕史
4ジェラード・カウリートゥイオティ
5ブロディ・レタリック(共同キャプテン)
6今村 陽良
7ティエナン・コストリー
8サウマキ・アマナキ
9日和佐 篤
10ブリン・ガットランド
11松永 貫汰
12ラファエレ ティモシー
13ナニ・ラウマペ
14船曳 涼太
15山下 楽平
16ジョージ・ターナー
17中島 イシレリ
18前田 翔
19ワイサケ・ララトゥブア
20ヴィリー・ポトヒエッター
21中嶋 大希
22マイケル・リトル
23濱野 隼大
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