年またぎの正月レース「静岡新聞社・静岡放送　NewYear‘sCup」が開催されているボートレース浜名湖では、きょう2日、場内のアトリウム特設ステージで「書き初め」が行われた。
参加したのは、今節は出場のない静岡支部の木村紗友希・吉田彩乃・川井萌の女子レーサー3人。2回にわたりファンの前で筆を走らせ、１回目のステージでは以下の抱負をしたためている。

木村紗友希　「人事尽天命待」
吉田彩乃　「元気いっぱい」
川井萌　「浜名湖で活躍」

2回目のステージではファンからの要望に応え、それぞれ「大切」「お年玉」「継続」と書くなど、ファンと楽しいひと時を過ごしたが、川井萌はあす3日がびわこオールレディースの前検日。大みそかにクイーンズクライマックスシリーズを走り終えたばかりだが、なかなか正月気分に浸っていることはできない状況だ。

2020年11月に浜名湖でデビューした127期生の川井萌(静岡出身・静岡支部22歳)【写真2枚】は、寸暇を惜しんで練習を積み重ねることで2024年前期に初めてA2に昇格したが、2024年後期はB1に降格。上位との差を感じることとなった。

しかし、そこで得た課題を再び練習によって克服。元日から適用されている2025年前期は勝率6.33（2024年5月1日～10月31日集計）で、初めてA1レーサーの仲間入りを果たしている。
おまけに昨年8月には浜名湖で初優勝を飾るなど勢いは満点。以下のとおり舟券貢献度の高いヤングレーサーとして売り出し中だ。

1コース1着率73.3％　3連対率93.3％
2コース1着率13.8％　3連対率65.5％
3コース1着率22.2％　3連対率72.2％
4コース1着率 7.4％　3連対率40.7％
5コース1着率12.5％　3連対率56.3％
6コース1着率 0.0％　3連対率47.8％

上記データ（2024年5月～12 月）のとおり、奇数コースの活躍が目立つのが川井萌。4日初日のびわこオールレディースは初戦から注目だ。