【Road to Rice Bowl 78 富士通編③】取り組んできた「シチュエーションフットボール」の浸透でライスボウル4連覇へ
例えば、ディフェンスが相手チームのオフェンスをサードダウンロングのシチュエーションに追い込んだとする。しかし、次のプレーでパーソナルファウルなど相手にファーストダウンを献上してしまうような反則を犯せば意味がなくなる。そのため、サードダウンロングの場面では反則を犯さないように意識しながらプレーをするということシチュエーションフットボールの考え方だ。
「ゲームに(気持ちが)入り切っているときにできなくなる選手もいるが、勝敗を分けるポイントになるので大事にしなければいけないと思う」と語る。
過去3年のパナソニックとのライスボウルはいずれも第3クオーター終盤から第4クオーターにかけて決着した。どれも僅差でわずかな判断ミスが致命傷になりかねない。富士通はシチュエーションフットボールの完成形で4年連続の日本一を狙う。
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