あけましておめでとうございます。

昨年9月に開幕したWEリーグの2024-25シーズンは全132試合のうち、半分の66試合が終了しました。今シーズンは、リーグ戦のタイトルパートナーにＳＯＭＰＯホールディングス様を迎え「ＳＯＭＰＯ WEリーグ」として、各地で熱戦が繰り広げられています。またリーグカップ戦はタイトルパートナーにクラシエ株式会社様を迎え「WEリーグ クラシエカップ」として開催され、昨年末に国立競技場で行った決勝では、WEリーグ公式戦での最多入場者数記録を大幅に更新する21,524人のご来場者の中、見事サンフレッチェ広島レジーナが優勝を飾りました。

日頃から支えてくださっているパートナー企業、自治体、スタジアム、放送・配信をはじめとするステークホルダー、ファン・サポーターの皆様に心より感謝申し上げます。

常々、サッカーを「作品」とお伝えしていますが、今シーズンはWEリーグ創設以降、初めてリーグ戦とリーグカップ戦を並行して開催する日程となりました。その中で、多くの魅力ある選手たちが躍動し、若手選手がどんどん台頭しています。同時に、女子サッカーならではのクリーンさやひたむきさの上に激しさも見られ、より魅力的な「作品」が生まれているシーズンです。

今後は、JFA、Ｊリーグ等ともに、サッカー界全体でWEリーグを盛り上げながら、新たに創設されたAFC Women's Champions LeagueやFIFA Women’s Club World Cup で世界の頂点を目指し戦ってまいります。日本の競技力の高さが世界の舞台でも発揮されていく中で、選手たちを身近に感じられるWEリーグを、各地で楽しんでいただければと思います。ぜひ、選手たちの「情熱」を、スタジアムで感じてください。

2025年、WEリーグとWEクラブはしっかりと手を携え、ともに邁進してまいります。この一年が皆さまにとって素晴らしい時間となりますことを祈念いたします。本年もよろしくお願い申し上げます。

公益社団法人 日本女子プロサッカーリーグ
チェア 野々村 芳和