1つでも上位へ、そしてその先へ 箱根駅伝2025 壮行会・合同取材を開催

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【日本大学】

第101回箱根駅伝(2025年1月2日・3日)に、2年連続91回目の出場を決めた日本大学陸上競技部特別長距離部門。本戦まで2週間余となった12月14日(土)、日本大学文理学部キャンパスで壮行会と合同取材が行われ、新雅弘監督と選手たちが箱根路に挑む意気込みと決意を語った。
寒風吹き付ける文理学部キャンパスの中庭、熱心な駅伝ファンや文理学部の職員・学生が集まり、12時20分から始まった壮行会。大貫進一郎学長はじめ大学関係者と、来賓のユニフォームスポンサーである辻󠄀・本郷 グループ 本郷孔洋会長、辻󠄀・本郷 税理士法人 木村信夫副理事長、ラオックスホールディングス株式会社 矢野 輝治代表取締役社長が見守る中、新雅弘監督とチームエントリーで登録された16名の選手たちがステージに登壇した。

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冒頭、大貫学長は「ハードな戦いとなった予選会で、本戦出場権を獲得できたのはチームが一丸となって戦った結果。新監督のご指導のもと、最高の舞台で最高の力を発揮して、レースを楽しんでください」と挨拶。そして、「箱根駅伝当日、林真理子理事長とともに現地へ声援を贈りにいくことを楽しみにしています」と語った。

エントリー選手の紹介では、順次名前を呼ばれ一礼する選手1人ひとりに、会場から大きな拍手が贈られ、スポンサー企業の方々からも「悔いのないよう箱根路を走ってください」「全力で走り、いい結果につなげてほしい」「シード権内をめざして頑張ってください」と期待の言葉をいただいた。

大会当日、応援に駆けつけるという大貫学長 【日本大学】

辻󠄀・本郷 グループ 本郷会長(右)と辻󠄀・本郷 税理士法人 木村副理事長(左) 【日本大学】

ラオックスホールディングス株式会社 矢野社長 【日本大学】

続いてマイクを握ったのは特別ゲストとして招かれた陸上部長距離部門OBで俳優の和田正人氏。予選会も現地で観戦していたという和田氏は、「選手のみなさん、監督、スタッフのみなさん、箱根駅伝出場おめでとうございます」と祝福。そして「是非、レースを楽しんでほしい。ライバルは他校でもあり、己自身でもあると思う。ふだん味わえない景色はプレッシャーになるかもしれないし、そういうものがライバルになってくるけれど、そこに立ち向かうのに必要なのはワクワクすることや楽しむこと。自分たち1人ひとりが主役だと思って、このステージを存分に楽しんで、存分に暴れてほしいと思います」と熱いエールを贈った。大先輩からのその言葉は、選手たちの胸にしっかり響いているように見えた。

仕事の合間を縫って駆けつけた和田さん 【日本大学】

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選手を代表して挨拶に立った主将の中澤星音選手(経済学部・3年)は、「昨年、新監督が就任してから、私たちは着実に強くなっていると感じています。前回の記録更新をめざして、ここにいる16人だけでなく、チーム全員で戦っていきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いいたします」と、力強い声で抱負を語った。

10月の予選会を振り返った新監督は、「皆さまの声援が選手の後押しになり、2年連続で出場権を獲得することができました。応援の力はとても大きいと改めて感じています」と感謝を述べた。そして「このチームは3年生と2年生が主体で、これからどんどん伸びていく発展途上のチーム。今年は15位でしたが、それを1つでも2つでも上回れるよう、そして5つでも上回ればどうなるでしょうか。それを期待されるチームになりたいと思いますし、それを達成できるチーム、選手になってほしいと思います」と、本戦での躍動に期待を寄せた。

決意を語る中澤主将 【日本大学】

大貫学長から中澤主将へのタスキの受け渡しセレモニー 【日本大学】

応援リーダー部の代表から健闘祈願の千羽鶴を贈られる安藤選手 【日本大学】

吹奏楽研究会のブラスバンドによる応援演奏 【日本大学】

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13時30分からは、会場を本館地下のセンターホールに移してのメディア向け合同取材。新監督をはじめ選手一人ひとりがマイクを握り、改めて本戦へ臨む思いを力強く語った。

新雅弘監督
順位を前回より1つでも2つでも上回れるよう、選手1人ひとりが身をもって箱根路を体験しながら、レースを進めて欲しいと思います。

主将:中澤 星音(経済学部・3年/一関学院)
今回は、前回の順位更新をチーム目標としています。私自身も前回の記録を超える結果を出せるように、そしてチームに貢献できるように頑張っていきたいと思います。応援よろしくお願いします。

副主将:大仲 竜平(スポーツ科学部・3年/北山)
前回大会での順位からを少しでも上を目指して走れるように、任された区間を精一杯頑張りたいと思います。

安藤 風羽(文理学部・4年/鹿児島実業)
前回大会の自分を超えるためにここまできました。最後の箱根駅伝を全力で楽しんでエースとしての走りを見せたいと思います。

大橋 優(法学部・4年/大垣日大)
最後の最後まで粘り強い走りをして、すべて出し切って終われるように頑張りたいと思います。

岡田 祐太(法学部・4年/鎌倉学園)
自分にとっては最初で最後のチャンスなので、伸びのある走りをして、チーム目標に貢献できるように頑張っていきたいと思います。

小路 翔琉(法学部・3年/鹿児島城西)
前回大会の順位を1つでも超えるという目標に向かって、チームに貢献できる走りをしたいと思います。

菅原 広希(商学部・3年/札幌日大)
自分は初めての箱根路なので、最後まで楽しんでチームに貢献できる走りをしたいと思います。

鈴木 孔士(法学部・3年/中越)
前回大会の順位より、少しでも高い順位で帰ってこられるように、任された区間で精一杯頑張りたいと思います。

冨田 悠晟(法学部・3年/草津東)
チームの流れをつくれるように一生懸命頑張りたいと思います。


山口 月暉(法学部・3年/鳥取城北)
今年こそチームに貢献し、悔いのない走りをしたいと思います。
 
シャドラック・キップケメイ(文理学部・2年/ケニア・イリギタリティ)
コンディションはいい状態なので、区間賞を取れるように頑張ります。

高田 眞朋(スポーツ科学部・2年/宮崎日大)
最後まで流れを切らさず、チームにとって追い風になるような走りをしたいと思います。

長谷川豊樹(経済学部・2年/水戸葵陵)
大学駅伝初のエントリーなので少し緊張していますが、チームに貢献できるように頑張ります。

山口 彰太(スポーツ科学部・2年/佐野日大)
チームに貢献できるように頑張ります。

山口 聡太(文理学部・2年/佐野日大)
チームに貢献できるような走りをしたいと思います。

長澤 辰朗(文理学部・1年/中越)
チャレンジ精神でチームに貢献できるよう頑張ります。

本戦の目標を語る中澤主将 【日本大学】

合同取材の司会進行を務めた主務の阿閉一樹マネージャー(商学部・4年) 【日本大学】

第101回箱根駅伝に挑む16名のエントリーメンバー。前列左から中澤主将、安藤選手、大橋選手、岡田選手、大仲副主将、小路選手、菅原選手、鈴木選手、後列左から冨田選手、山口(月)選手、キップケメイ選手、高田選手、長谷川選手、山口(彰)選手、山口(聡)選手、長澤選手 【日本大学】

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著者プロフィール

日本大学は「日本大学競技スポーツ宣言」を競技部活動の根幹に据え,競技部に関わる者が行動規範を遵守し,活動を通じた人間形成の場を提供してきました。 今後も引き続き,日本オリンピック委員会を始めとする各中央競技団体と連携を図り,学生アスリートとともに本学の競技スポーツの発展に向けて積極的なコミュニケーションおよび情報共有,指導体制の見直しおよび向上を目的とした研修会の実施,学生の生活・健康・就学面のサポート強化,地域やスポーツ界等の社会への貢献を行っていきます

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