【スキー】REPORT フリースタイルスキースロープスタイル 第4回フリースタイル競技FSHPSSBAタレント発掘育成事業合宿

チーム・協会

第4回フリースタイル競技FSHPSSBAタレント発掘育成事業合宿をかぐらスキー場にて開催しました。

12月12日~12月15日の4日間で第4回フリースタイル競技(ハーフパイプ/スロープスタイル/ビッグエア)タレント発掘育成事業合宿をかぐらスキー場にて開催しました。


集合写真 【全日本スキー連盟】

かぐらスキー場はシーズン初めとは思えないような豊富な積雪量とパークアイテムがあり、今回はチームが利用するという情報を聞いていただき特設でトラスファーレールを設置していただくなど、スキー場とパーク運営側の全面的な協力があり大変効果的な練習を行うことができました。

海外のコンペティションシーンでは当たり前になっているトランスファーレールも国内に設置されているケースは非常に稀であり、またコンペティションサイズとなるとここ数年でお目にかかることは無いといった状態でした。

今回参加したメンバーはトランスファーレールの未経験者や苦手意識を持っている選手も多く、チームメンバーが少しでも海外コンペティション仕様のアイテムに慣れ、良い練習ができるように環境を与えていただきました。

トランスファーレールに挑戦するニコルズ選手 【全日本スキー連盟】

4日間の合宿では前述のレールを中心に地形を使ったジャンプや、スイッチ滑走の基礎練習など、当日の天候やゲレンデコンディションに合わせたトレーニングを行いました。

初めはトランスファーレールを通すことから始まり最終日では高難度トリックへ挑戦したりと、新しいアイテムに対する対応力と知識経験を積むことができました。

北澤トレーナーによるトレーンング指導 【全日本スキー連盟】

テクニカルトレーニング後は南魚沼トレーニングセンターへ移動し、北澤トレーナーによるトレーニング及びコンディショニング指導を行いました。

若年層となる参加メンバーも多く早いタイミングから、トレーニング習慣をつけてもらうための良いきっかけ作りができました。

本合宿はオフシーズンからオンシーズンへの切り替えのタイミングということもあり、4日間という時間を有意義に使い雪上の感覚を良い感じに掴むことができました。

報告: フリースタイルスキー(スロープスタイル/ハーフパイプ/ビックエア) コーチ 藤田 斎文
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著者プロフィール

公益財団法人全日本スキー連盟は、日本におけるスキー・スノーボード競技を統括すると同時に、普及・振興の役割も担う競技団体。設立は1925年、2025年には設立100周年を迎える。スキージャンプ、ノルディック複合、クロスカントリー、アルペン、フリースタイル、スノーボードの6競技において、世界で戦う選手たち「SNOW JAPAN」の情報や、FIS(国際スキー・スノーボード連盟)ワールドカップなどの大会情報をお届けします。

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