【埼玉西武】【担当スカウトが熱く推す②】台湾からきた新星の魅力は圧倒的な打撃の飛距離だけじゃない!〇〇を生かした守備と走塁でも超アグレッシブ
林冠臣選手 【©SEIBU Lions】
12月1日(日)に新入団選手発表会を終えたライオンズの未来を担う選手たち。来季からチームの一員になる若獅子たちのことをファンの皆さまにより知っていただくために、担当スカウトのインタビューをお届けします。
スカウト陣は暑い日も寒い日も、ライオンズの未来を信じ一年を通して日本中の選手たちを見続けてきました。そして、縁あってライオンズの一員となった担当選手を、指名直後から全力でサポートしていくその関係は「親子」と言っても過言ではありません。
スカウト陣は暑い日も寒い日も、ライオンズの未来を信じ一年を通して日本中の選手たちを見続けてきました。そして、縁あってライオンズの一員となった担当選手を、指名直後から全力でサポートしていくその関係は「親子」と言っても過言ではありません。
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第2回はドラフト4位・林冠臣選手!担当の岳野竜也スカウトが林選手のプレーや思い描く未来を熱く語ります!
身体能力の高さに、現状を変えようと考えて行動に移す意識も高い
林選手を最初に見たのは大学3年生、秋のリーグ戦です。試合だけでなく練習でも打撃・守備・走塁と、どんな選手なのかよく目を凝らしながら見ました。このときの林選手は打撃面で外角に逃げるスライダーに苦戦していました。でも、少しボールが浮いたときにスタンドに運ぶ飛距離にはすごく魅力を感じましたね!そんなワクワクしたものを覚えたなかで見た4年生のリーグ戦では結果(春は打率.429、4本塁打、秋も打率.432で2季連続ベストナイン受賞)が出るようになっていました。打席での構えからスイング軌道などすべてがガラッと変わっていたんです。それまでは引っ張る打球が目立ったのですが、センター中心に打つようになって確実性が上がり、外の変化球を見極められるようになったことで出塁率も上がりました。これは、本人が自分の弱点を理解して努力して克服したからだと感じていたのですが、後で聞いたところ自分でいろいろ勉強して、野球の技術を磨く施設に通ったりしていたようです。プロとして必要な、自ら考え努力できる選手だと確信しました。
4年生では指名打者でしたが、3年生までは外野を守っていたので守備の動きは確認しています。落下地点に入るスピードが速いですし、打球勘がいい。肩も弱いわけではなく、守備に不安を感じさせません。その秘密はパワー以上に魅力的なスピードにあります。身長195センチ、体重105キロと恵まれた屈強な体格なのですが、守備、走塁を見てもとにかく速い。ファンの皆さまにはそこにもぜひ注目してほしいと思います。
このスピードを生かし、センター返しを中心にした打撃スタイルで二塁打や三塁打を増やすプレースタイルで勝負することも可能です。確実性とパワーを兼ね備えた打者になるのが理想ですが、プロ入り後に技術を磨いてどんな打者になるのか、本当に期待が持てます。
林選手については、野球に取り組む姿勢も高く評価しています。先ほども努力できる選手と話しましたが、練習熱心で、向上心が強く自己投資も惜しまない。台湾で中学2年から野球を始めて、高校から日本に留学して甲子園を目指し、大学進学後はプロ入りを目指して努力し続けてきました。会話していても、「プロの世界で絶対に成功する」という強い思いが伝わってくる選手です。プロ1年目から活躍するのが理想ですが、最近はプロ野球界全体で大卒の即戦力野手が活躍するのが難しくなっているのが現実です。アマチュアとは投手の球の質が違いますし、打者が対応するためには時間が必要。私はライオンズに入団して現役引退後にはブルペン捕手として現場にいましたが、一流と呼ばれる選手たちの中で練習をしっかりやらない選手はいません。プロの世界で勝負するんだという気持ちがないと勝ち残れないのはもちろんですが、ここから先は本人の努力次第でいろいろな可能性が広がります。
最後になりますが、打撃の飛距離がすごいですし、スピードを生かした守備と走塁は本当にアグレッシブ。身体能力の高さは申し分ないですし、現状を変えようと考えて行動に移す意識も高い。将来は村田怜音選手、古川雄大選手、同期入団の渡部聖弥選手と共にチームの中心として活躍してほしいです。
4年生では指名打者でしたが、3年生までは外野を守っていたので守備の動きは確認しています。落下地点に入るスピードが速いですし、打球勘がいい。肩も弱いわけではなく、守備に不安を感じさせません。その秘密はパワー以上に魅力的なスピードにあります。身長195センチ、体重105キロと恵まれた屈強な体格なのですが、守備、走塁を見てもとにかく速い。ファンの皆さまにはそこにもぜひ注目してほしいと思います。
このスピードを生かし、センター返しを中心にした打撃スタイルで二塁打や三塁打を増やすプレースタイルで勝負することも可能です。確実性とパワーを兼ね備えた打者になるのが理想ですが、プロ入り後に技術を磨いてどんな打者になるのか、本当に期待が持てます。
林選手については、野球に取り組む姿勢も高く評価しています。先ほども努力できる選手と話しましたが、練習熱心で、向上心が強く自己投資も惜しまない。台湾で中学2年から野球を始めて、高校から日本に留学して甲子園を目指し、大学進学後はプロ入りを目指して努力し続けてきました。会話していても、「プロの世界で絶対に成功する」という強い思いが伝わってくる選手です。プロ1年目から活躍するのが理想ですが、最近はプロ野球界全体で大卒の即戦力野手が活躍するのが難しくなっているのが現実です。アマチュアとは投手の球の質が違いますし、打者が対応するためには時間が必要。私はライオンズに入団して現役引退後にはブルペン捕手として現場にいましたが、一流と呼ばれる選手たちの中で練習をしっかりやらない選手はいません。プロの世界で勝負するんだという気持ちがないと勝ち残れないのはもちろんですが、ここから先は本人の努力次第でいろいろな可能性が広がります。
最後になりますが、打撃の飛距離がすごいですし、スピードを生かした守備と走塁は本当にアグレッシブ。身体能力の高さは申し分ないですし、現状を変えようと考えて行動に移す意識も高い。将来は村田怜音選手、古川雄大選手、同期入団の渡部聖弥選手と共にチームの中心として活躍してほしいです。
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