東海大学のグループステージ突破が決定! 中央大学、京都産業大学も2連勝で突破に王手
強化ラウンド第2節は6試合中2試合が引き分けとなる熱戦に
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グループ1では、中央大学(関東地区第4代表)が第1節に続き2連勝。中大は遠山湧斗のペナルティーキックで先制するものの、対する四国学院大学(四国地区代表)は32分、熊野敬二郎が決めて同点に追いつく。しかし中大はその7分後に遠山が再びゴールを奪い勝ち越しに成功。後半にも2得点を加えて4-1と四院大を突き放す。四院大もその後1点を返すものの追いつくまでは至らず4-2で中大が勝利した。第1節で5発快勝を収めた新潟産業大学(北信越地区第3代表)は八戸学院大学(東北地区第1代表)と対戦。こちらも先制点はペナルティーキックからだった。36分、倒された藤本千輝がこれを沈めて新産大が先制。後半にも1点を加えて2-0とリードを広げるが、その3分後、今度は八学大がペナルティーキックを獲得。これを木村大輝が決めて1点差に迫った。これで勢いに乗った八学大は、アディショナルタイムに突入した90+2分に劇的なゴールで2-2に追いつきドロー決着。しかしながら、八学大、そして四院大のグループステージ突破の結果の可能性は潰えた。次節は勝点6の中大と勝点4の新産大が直接対決。グループステージ突破を賭けて戦う。
グループ2では、黒星スタートとなった日本文理大学(九州地区第3代表)が広島大学(中国地区代表)と対戦。試合は開始早々に広島大が倉惟雲のゴールで先制するも、後半序盤に文理大が得点を挙げて同点に。しかし広島大はその1分後に倉がこの試合2点目となるゴールを決めて勝ち越しに成功。このまま逃げ切るかと思われたが、文理大も終了間際の90+1分に再び追いつき2-2でタイムアップ。文理大は今大会初の勝点1を得るも、グループ突破には厳しい状況。一方、広島大は2試合連続のドロー決着となった。東海大学(関東地区第8代表)は富士大学(東北地区第2代表)の攻撃をシュートわずか1本に抑えると、50分、53分と立て続けに2点を決めて2-0で完勝。もう1試合が引き分けに終わったため、次節を待たずして東海大のグループステージ突破が決まった。
グループ3は混戦模様となった。現時点でグループ首位に立っているのは京都産業大学(関西地区第3代表)。この日の試合では、前半終盤に妹尾颯斗が挙げた1点を守りきり0-1で勝利。2連勝で勝点を6に伸ばした。一方、第1節ではその京産大に敗れた東京国際大学(関東地区第5代表)は、白星スタートを切った新潟経営大学(北信越地区第2代表)と対戦。東国大は立ち上がりから試合を優位に進めると、前半終了間際に先制し後半にも追加点を挙げて2点を先取する。新経大も終了間際に1点を返すが、反撃はここまで。東国大が2-1で勝利し、東国大、新経大がともに勝点3で並び、グループステージ突破に望みをつなげた。
強化ラウンドのグループステージも残るは第3節のみ。すでに準決勝進出を決めている東海大を除き、グループ1とグループ3、そしてワイルドカードは第3節の結果によって決まる。強化ラウンドのベスト4に残るのははたして……。運命の第3節は、12月17日(火)に行われる。
※本文中のスコアは対戦カードの表記に準拠
(文・飯嶋玲子)
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全試合結果と得点者
中央大 4(2-1)2 四国学院大
得点者)【中大】遠山湧斗×2、古川大洋、田邊幸大【四学大】熊野敬二郎、河元海
日本文理大 2(0-1)2 広島大
得点者)【文理大】吉田大河、和田俊星【広島大】倉惟雲×2
東京国際大 2(1-0)1 新潟経営大
得点者)【東国大】佐藤柊椰、三枝虎太郎【新経大】仲野愛斗
新潟産業大 2(1-0)2 八戸学院大
得点者)【新産大】藤本千輝、新田幹仁【八学大】 木村大輝、戸羽輝希
富士大 0(0-0)2 東海大
得点者)【東海大】渡邊翼、松橋啓太
札幌大 0(0-1)1 京都産業大
得点者)【京産大】妹尾颯斗
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