【ラグビー/NTTリーグワン】「誰よりも体を張る」。同じ職場で働く二人のキャプテンがけん引役<クリタウォーターガッシュ昭島>
クリタウォーターガッシュ昭島 【©ジャパンラグビーリーグワン】
中尾と北條。ラグビーでも仕事でも同じ“職場”で働く二人は、ともに過ごす時間が長く結束は強い。そんな若いリーダーを支えるのが、デーモン・レエスアス、ピアーズ・フランシス、横田大輝、杉森健太郎の『リーダーズサポート』だ。また、このオフシーズンにはスーパーラグビーの強豪ブルーズとパートナーシップ契約を締結。さっそく若手のレオ・ゴードンとキング・マックスウェルが加入し、チームに新しい風を送り込んでいる。
今季のクラブスローガンは『PASSION(情熱)』。選手間での対話を通じて導きだしたスローガンの下、プレーシーズンマッチではD1、D2との格上の相手と対戦し、チーム力をアップさせてきた。中尾キャプテンは言う。「(格上との)試合の内容には満足していないが、一つでも勝ったことは大きい。アタックもディフェンスも今季からシステムが変わりましたが、スクラムとセットピースの強みが出せて、自信になりました」。
新シーズン開幕を前にして、「1試合1試合、どんな状況でも自分たちの100%を出し切ってプレーすれば、勝てると思います。そこまでやって負けたら仕方がない。そういう気持ちをもって、一つひとつ出し切る。まずは僕自身が率先して、体現していきたい」と、熱い気持ちを前面に出す。これは中尾の最大の魅力だ。
北條バイスキャプテンも負けてはいない。「キャプテンよりも体を張りたい。キャプテンとバイスキャプテンは誰よりも体を張ってラグビーと仕事をします」と、さらに強い覚悟を口にする。
念願のD2昇格へ。クリタウォーターガッシュ昭島の新たなシーズンが幕を開ける。
(匂坂俊之/Rugby Cafe)
SO ピアーズ・フランシス選手
クリタウォーターガッシュ昭島 SO ピアーズ・フランシス選手 【©ジャパンラグビーリーグワン】
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