インカレ初の試み! 強化ラウンド・グループステージがスタート

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インカレ初出場の新潟産業大学が5発快勝!

【©JUFA】


 今年度から大会方式を大幅に刷新し、開幕を迎えた『MCCスポーツpresents 2024年度 第73回 全日本大学サッカー選手権大会』。リニューアルの"目玉"ともいえるのが、予選ラウンド敗退チームと富士大学、新潟産業大学の12チームによる『強化ラウンド』の新設だ。

 12チームが3グループに分かれて総当たりのリーグ戦を行い、各グループ1位チームと2位最上位チームが準決勝に進出。強化ラウンドに優勝したチームの所属する地域は、次年度のインカレ出場枠が+1となる。

 注目のグループステージ第1節では、この試合が大会初戦となるインカレ初出場のグループ1・新潟産業大学(北信越地区第3代表)が5発快勝。キックオフ直後のゴールを皮切りに前半だけで4ゴールを挙げて四国学院大学(四国地区代表)に圧勝した。グループ2の新潟経営大学(北信越地区第2代表)も札幌大学(北海道地区代表)に0-4で下すなど、北信越地区代表が揃って好調なスタートを切った。

 関西勢では唯一強化ラウンドに回ったグループ3の京都産業大学(関西地区第3代表)は、東京国際大学(関東地区第5代表)に追いつかれるものの、その3分後に菅野翔斗がこの試合2ゴール目となる勝ち越し点を決めて2-1で勝利。

 グループ2の富士大学(東北地区第2代表)と広島大学(中国地区代表)試合は、富士大が0-2から追い上げ、アディショナルタイムの劇的ゴールでドローに持ち込んだ。一方、日本文理大学(九州地区第3代表)と東海大学(関東地区8代表)の試合は東海大が後半に入り逆転に成功。1-2で勝利を収めた東海大がグループ単独首位に立った。

 12月14日(土)は、予選ラウンド勝利チーム+シード6チームによる決勝ラウンド・グループステージがスタート。強化ラウンド・グループステージ第2節は12月15日(日)に開催予定だ。


(文・飯嶋玲子)

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全試合結果と得点者


中央大 3(1-1)1 八戸学院大
得点者)【中大】田中幹大、遠山湧斗、古川大洋【八学大】石﨑蓮

日本文理大 1(1-0)2 東海大
得点者)【文理大】和田俊星【東海大】大戸太陽、大塚瑶平

東京国際大 1(0-0)2 京都産業大
得点者)【東国大】古谷柊介【京産大】菅野翔斗×2

新潟産業大 5(4-0)0 四国学院大
得点者)【新産大】橋岡尚、藤本千輝、石渡栞、東正也、新田幹仁

富士大 2(0-2)2 広島大
得点者)【富士大】木村快、奥野睦生【広島大】入江大雅、酒井大斗

札幌大 0(0-3)4 新潟経営大
得点者)【新経大】仲野愛斗×2、嶽本海吏×2
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著者プロフィール

一般財団法人全日本大学サッカー連盟は、大学サッカー界全体の競技力向上を目指すとともに、フェアプレーの実践やスポーツ文化の振興などを目的として活動しています。全日本大学選抜の活動をはじめ、全国9地域の大学代表が競う『全日本大学サッカー選手権大会』(インカレ)、『総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント』といった全国大会、選抜チーム地域対抗戦『デンソーカップチャレンジサッカー』、日韓両国の大学選抜が対戦する『DENSO CUPSOCCER 大学日韓(韓日)定期戦』などを実施しています。

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