【月刊NOAH】激動のNOAHの11月を振り返る!1.1日本武道館へ向け加速するNOAHのリング上を余すところなくご紹介!

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【PRO-WRESTLING NOAH】

11月のNOAHは非常に大きな試合、重要な事件が相次いだ。今月は時系列を追って振り返ってみよう。



11・2横浜では10・30新潟からスタートしていた「N Innovation Tournament」の1st ROUNDがおこなわれ、AMAKUSAがタダスケを、宮脇純太がYO-HEYをそれぞれ撃破。YO-HEYにシングル初勝利を収めた宮脇は、コスチュームをオレンジのショートタイツに変更し、その輝きを格段に倍増させていた。



11・6後楽園ではマサ北宮が“会場入り直訴”でつかんだ藤田和之戦で壮絶な玉砕。「N Innovation Tournament」は2nd ROUNDを勝ち抜いたドラゴン・ベインと宮脇がFINAL ROUNDで激突。ジュニアらしいスピーディーかつ目まぐるしい一戦を制したのはベインだった。同時に、キャリア8年目27歳の宮脇が「NOAHジュニアの顔」になるために飛躍の兆しをしっかりと見せたことは非常に大きい。



メインはGHCヘビー級選手権次期挑戦者決定戦。杉浦貴が丸藤正道と3年4カ月ぶりの一騎打ち…唯一となった旗揚げメンバー対決をおこない、円熟味を増した攻防の末に勝利。11・17名古屋で清宮海斗のGHCヘビー級王座に挑戦することになった。敗れた丸藤に対しては齋藤彰俊が引退試合の対戦相手に指名。2000年10月のNOAH初戦でも対戦しているが、何よりも「彼の背中に三沢(光晴)さんを感じている」ことが理由である。

【PRO-WRESTLING NOAH】

11・9大阪ではGHCナショナル王者の征矢学が潮崎豪の挑戦を退けてV2に成功。次期挑戦者には大学の先輩であり、全日本、WRESTLE-1、NOAHとほとんど同じキャリアを歩んできた近藤修司を指名した。



同大会では谷口周平が94.5kgまで体重を減量させ、EitaとHAYATA&YO-HEYのGHCジュニアヘビー級タッグ選手権に挑戦。軽快な動きを見せたり、マスクをかぶって“マイバッハ化”してさすまた片手に大暴れしたりと存在感を発揮した。しかし、最後はマスクをはがされてHAYATAに戦前から苦手にしていたスクールボーイでクルリと丸め込まれてしまった。試合後、Eitaは「もうオマエには付き合っていられない」と谷口とのチーム解消を宣言…。



11・11新宿の「MONDAY MAGIC Autumn ep3」ではGHC女子選手権初代王者決定戦が“MAGIC RUMBLE”でおこなわれ、マリーゴールドの天麗皇希が勝利。初々しい初代王者が未完成の魅力となっており、まだ真っ白な防衛ロードを予感させた。同一戦は10人参加と発表されていたが、サプライズで長与千種も参加するなど大盛り上がりだったことも特筆すべきだろう。

【PRO-WRESTLING NOAH】

11・17名古屋は「齋藤彰俊引退記念大会 Deathtiny」。メインではGHCヘビー級王者の清宮が杉浦との激闘を制してV6。試合後には“ALL REBELLION”の仲間であるはずの小澤大嗣(現・OZAWA)がまさかの造反。“TEAM2000X”とともに清宮をKOし、1・1日本武道館でのGHCヘビー級王座挑戦をぶち上げた。バックステージでは練習生へのDV、彼女との同棲などを暴露。誰にも止められない“小澤砲”が業界を震撼させたが、これがまだ序章だったことにこの時点で気づいた者はいない。



セミは彰俊の引退試合。“介錯人”を務めた丸藤はバックドロップを食らったが、すぐに立ち上がりワンツー、ローリング、ランニングと三沢さんを彷彿とさせるエルボーのコンボで勝利。ようやく重い十字架を下ろした彰俊は「方舟に乗りし人生、我が心、夜空に輝く月に一点の雲なし」と語って、リングを自分の足で降りた。



同大会のGHCジュニア選手権では王者のダガがベインの挑戦を退けて初防衛に成功。試合後にはEitaが1・1日本武道館での挑戦を表明して1年越しのリベンジ戦へと意気込んだ。



GHCジュニアタッグ選手権は“RATEL’S”同門対決。HAYATA&YO-HEYがタダスケ&菊池悠斗の猛攻をしのいでV4。佐々木憂流迦は1・1日本武道館の中邑真輔戦に対してジェラシーを燃やしていたジャック・モリスとのシングルで勝利を収めている。

【PRO-WRESTLING NOAH】

11・18新宿の「MONDAY MAGIC Autumn ep4」ではGHCハードコア王者の石川修司がZERO1・田中将斗との死闘を制して初防衛。11・24新木場の「LIMIT BREAK .ex」では石川が潮崎豪のZERO1世界ヘビー級選手権に挑戦。とことんまで追い込んだが、時間切れ引き分けまで1分23秒というところで豪腕ラリアットに沈んだ。



試合後、潮崎にはZERO1の新鋭・松永準也が挑戦表明。12・22新木場でのタイトルマッチが決まった後で潮崎は「借りを返さないといけない人間がいる」と新日本・永田裕志へのリベンジ戦を要求した。こちらの一戦は「STAR NAVIGATION 2024~TRIPLE SUMMIT~」12・19後楽園でおこなわれることに。



11・25新宿の「MONDAY MAGIC Autumn ep Final」では、清宮が元WWEスーパースターのブライアン・ケンドリックを相手にGHCヘビー級選手権防衛戦に臨んだ。老獪なテクニックに苦しめられたが、最後は4の字式エビ固めで辛勝して自身最多となるV7に成功。エンディングにはNOSAWA論外アシスタント・ディレクターが現れて「世界でMONDAY MAGICをやりたい。来年もオレにだまされてお金をたくさん落としてください」と継続開催をアナウンスした。

【PRO-WRESTLING NOAH】

11・30品川昼では清宮との初シングルで敗れた晴斗希が試合後に“ALL REBELLION”入りを直訴。クリストバル、小澤と脱退者が続いた中で貴重な新戦力が加わった形だ。



11・30品川夜ではYO-HEYがGHCジュニアタッグ王座次期挑戦者として11・2横浜で敗れている宮脇を指名。宮脇はAMAKUSAにパートナーを要請して、これを受諾されたが“アマクサ語”をよくわかっていないようだった。



セミでは昼興行を受けて、急きょカード変更となり、“All REBELLION”が晴斗希を加えた5人で出陣。見事に勝利を収めたものの、試合後、小澤が現れて、女性からキスされている清宮の写真を公開暴露。ついに激怒して襲いかかってきた清宮を返り討ちにすると、左足骨折で長期欠場中ながらも、リング上でドロップキックやその場跳びシューティングスター・プレスという華麗な空中殺法も見せて「GHCヘビー級選手権の調印書にサインするまで何回だって来てやる」と言い放つ。



そんな騒乱のセミを終えて迎えたメインでは丸藤&杉浦がGHCタッグ王座のV4戦に臨み、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr&ガレノ・デル・マルの挑戦をギリギリでしのいだ。試合後にはモリスが次期挑戦に名乗り。パートナーについては「明日(12・1)新宿でわかる」と豪語したが、結局、誰か明言をせずに「史上最大のX」とヒントだけ提供した。



また、兄弟でのGHCタッグ王座戴冠を逃したワグナーは弟のガレノに「今日はオマエのせいでオレはベルトを取れなかった。オレはオマエの兄として言う。オマエはもっと成長しなきゃいけない。だから、オレがオレの持ってるものすべてをオマエに教える。今こそ兄弟で一騎打ちが必要だ」と説教。兄弟対決は「NOAH "THE NEW YEAR" 2025」1・1日本武道館で実現することになった。

【PRO-WRESTLING NOAH】

11月の激動を経て、12・1新宿ではすでに1・1日本武道館に向けた動きが多々あった。元日決戦に向けて、よりいっそう刺激的な闘いが繰り広げられていくNOAHから目を離すな!

(文/週刊プロレス・井上光)

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ABEMA presents NOAH “THE NEW YEAR” 2025

・日程:2025年1月1日(祝・水)開始 16:00/開場 14:30

・会場:東京・日本武道館

〇小中学生入場無料!

〇高校生シート 2,000円販売!


※どちらも当日のみ対応となります。



<配信情報>

本大会はABEMA PPVにて生中継!

ABEMA PPV:https://abe.ma/3CyVdl4



【2025.1.1東京・日本武道館大会 チケット販売所】

■e+(イープラス)

・Webサイト : https://eplus.jp/sf/word/0000001320

パソコン&携帯にて予約→セブンイレブン全店、ファミリーマート各店頭にて購入可能



■チケットぴあ

【Pコード=594-150】

・Webサイト : https://t.pia.jp/pia/artist/artists.do?artistsCd=11027339

・セブンイレブンでは店頭端末での直接購入も可能



■ローソンチケット 【Lコード:30124】

・Webサイト : https://l-tike.com/sports/mevent/?mid=111745

・ローソン、ミニストップ店頭ロッピーにて購入可能

ローソンチケットに関するお問い合わせはこちら : https://l-tike.com/contact/



■NOAH TICKET SHOP

・URLはこちら → https://noahticket.stores.jp/



■後楽園ホール5階事務所 03-5800-9999



■International ticket sales for, Nippon Budoukan, January 1, 2025

・URL → https://ib.eplus.jp/noah_the_new_year2025


■2025.1.1東京・日本武道館大会 詳細 → https://www.noah.co.jp/schedule/628/



皆様のご来場、お待ちしております!
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著者プロフィール

プロレスリング・ノアは、2000年8月5日に旗揚げしたプロレス団体。 創始者の三沢光晴は全日本プロレスから多くの選手&スタッフたちとともに独立、団体名が表すようにプロレス界の“方舟”となるべく航海を始めました。 旗揚げ以降日本プロレス、全日本プロレスと受け継がれてきた伝統を重んじながらも、旗印である「自由と信念」を投影した闘いで世代を超えて多くの人々を熱狂させてまいりました。 2020年、NOAHは新たにサイバーエージェントグループとなり、さらなる団体と業界の発展を発展を目指して、新たな試みを続けています。

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