【BOATRACE】鳴門G1 河合佑樹が予選トップ! 菊地孝平と長田頼宗も間に合った

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 ボートレース鳴門の「G1大渦大賞 開設71周年記念競走」(優勝賞金1200万円)は6日、予選最後の4日目を終了。この日は徐々に追い風が強まり、4Rから安定板が装着され、その後、最終レースまで最大6メートルの強い追い風が吹いた。この日も決まり手の「逃げ」は4回だけだった。

 予選トップ通過は、9R6号艇で3着に粘り込んだ河合佑樹(静岡出身・静岡支部37歳)【冒頭の写真】。優勝した11月下関チャレンジカップの再現とばかりに、とにかく仕上がりもレースぶりも文句なしだ。もちろん5日目準優の出番は12R1号艇。SG、G1の2節連続Vへ、あと2回1コース戦に集中する。

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 3日目からリズムアップした菊地孝平(静岡出身・静岡支部46歳)【写真上】は、4日目12Rで吉川元浩の2コースまくりに抵抗。差した藤岡俊介が2マークを先に回ったが、そこを差し返して勝利し予選7位通過。「ちょっと今節はスタートが見えていないですね。ターン回りはしっかりしていますが、吉川元浩さんに伸びられてますし…。十分に戦える足はありますが、もうちょっと調整の余地ありです」とあと一歩まではきている。準優は12Rの3号艇だ。

 また、片岡雅裕も上昇ムードにある。予選序盤は仕上げに苦しんだが、ここにきて気配良化。4日目11Rはきっちり1コースから押し切った。「水面が悪い割にはしっかり回れました。足も良くなっていると思います。全体的に良くて乗りやすいです」。4号艇の準優11Rに向けて、安定板の有無に合わせたストライクゾーンを探り当てるか。

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 長田頼宗(神奈川出身・東京支部39歳)【写真上】が見事に崖っぷちの勝負駆けを成功させた。1コースだった4日目8Rは中村晃朋に差されながら、2マークでしっかり差し返した。「出足は悪くないかなと思いますが、板が付いてる分、スタートに影響がありました。準優へ1着しかなかったので、良かったです」と安堵(あんど)のため息。2日目8Rでの不良航法による減点10点をカバーして、予選15位での準優10Rの5号艇だ。

<鳴門 5日目 10R 準優勝戦>
1枠 池田 浩二(愛知・愛知)
2枠 中村 晃朋(香川・香川)
3枠 上平 真二(広島・広島)
4枠 藤岡 俊介(兵庫・兵庫) 
5枠 長田 頼宗(神奈川・東京)
6枠 佐藤 博亮(愛知・愛知)
※()内は出身・支部の順

 準優10Rは、中村晃朋にスタートで立ち遅れない限り、1コースの池田浩二が主導権を握りそう。

<鳴門 5日目 11R 準優勝戦>
1枠 山田 祐也(高知・徳島)
2枠 藤原 碧生(岡山・岡山)
3枠 寺田  祥(山口・山口)
4枠 片岡 雅裕(高知・香川)
5枠 佐々木完太(山口・山口)
6枠 森高 一真(香川・香川)

 準優11Rは、乗れている山田祐也が的確に先制する。ただし2回目のG1参戦でハイセンスを見せている藤原碧生にも大注目。

<鳴門 5日目 12R 準優勝戦>
1枠 河合 佑樹(静岡・静岡)
2枠 峰  竜太(佐賀・佐賀)
3枠 菊地 孝平(岩手・静岡)
4枠 齊藤  仁(東京・東京)
5枠 小坂 尚哉(大阪・兵庫)
6枠 田村 隆信(徳島・徳島)

 準優12Rは、まくってくる艇には強気に反応するタイプの河合佑樹だが、今節の仕上がりならまず押し切れる。相手は、2コース峰竜太と3コース菊地孝平がターン合戦で。

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