<国内男子ゴルフ>賞金5位の石川遼「来週までもつれたら最高」ホスト試合も大奔走

日本ゴルフツアー機構 (JGTO)
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【生遼さんはどれかな?】

「第43回 カシオワールドオープン」

11月21日ー24日 kochi黒潮カントリークラブ(高知県)73352yard・par72 ▼ 事前情報

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大会実行委員長Vを飾った6月の「JAPAN PLAYERS CHAMPIONSHIP by サトウ食品」と、大会アンバサダーVで盛り上げた今月の「三井住友VISA太平洋マスターズ」に続いて、今週は大会初制覇でのホストVがかかる。

カシオ所属の石川遼は「長くサポートしていただいていますし、この大会での結果はひとつ非常にわかりやすい形での恩返しができる。意気込むところがあります」と、思いを述べた。

大会は、2008年から13回出て、トップ10が6回。
そのうち2位が18歳の史上最年少賞金王に輝いた2009年と、契約後の2015年と、2017年とで3回。

相性は良いがまだ優勝には届いていない。

先週までの賞金ランキングは、3188万3035円差で5位。
今年は、賞金王の可能性も残しての会場入りに「自分としては、来週までチャンスを引き伸ばしたい。しっかり集中、準備をして優勝争いに加わり、来週までもつれたら最高かな」。

自身15年ぶり2度目の戴冠も、諦めてはいない。

最初の米ツアー参戦を果たした2013年は、同社との所属契約締結がちょうど重なった時期だったが、快く背中を押してくれた創業者で先代社長の故・樫尾和雄氏。
「常々、世界に衝撃を与えたり、その業界に革命をもたらすという理念を持たれていて。よくそういうお話もお聞きした。僕自身、世界的なブランド力に引っ張っていただてきたし、海外での活躍も恩返しにつながる」。
来月に、米二部ツアーの予選会挑戦を控えた今、恩人の言葉を改めて反芻する。

もちろん、大会の盛り上げにも奔走する。

大会初日のプレー後に、カシオの電子ピアノ「Privia S7000」を、地元の野市東小学校に寄贈。
寄贈式で子どもたちと触れ合いの時間を作る。

昨年までは、自身のバーディ数に応じてカシオの電子辞書を贈呈してきた。

「僕らの高校時代に学校で使われ出した思い出があって、僕らなんかはド・ストライク。でも教育も、時代によって変わってくるでしょうし」と流れをくみ取り、「あとはカシオさんの“Moflin”の寄贈もありなんじゃないかな、と。400万通りの性格に育つらしいです」と、同社のAIロボットにも興味津々。

本大会期間中の1番ティでは選手入場で、電子ピアノ「Privia S7000」の生演奏が行われるそうだ。

「主催者さんの特色が出てすごく面白いと思いますし、企業イメージをアピールできるすごく良い機会。どんどんやっていただきたい」。

今季2勝とも、自らも大会の取り組みに貢献しながら最後は自身のプレーで盛り上げた。
今週は、またどんなドラマに仕上げるか。

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