パリ五輪レスリング金の樋口黎選手が大阪体育大学で少年少女を指導
パリ五輪のレスリング・フリースタイル58㎏級輪金メダリストの樋口黎(れい)選手(ミキハウス)が少年少女らを指導する講習会が11月16日、大阪体育大学で開かれ、大阪体育大学のレスリング部員が指導や運営のサポートにあたった。
パリ五輪レスリング金の樋口黎選手を招いて大阪体育大学で行われた少年少女の講習会 【大阪体育大学】
講習会は、大阪府出身の樋口選手の帰省に合わせて、大阪府レスリング協会、大阪府少年少女レスリング連盟が開催し、大阪府の小学生中学生45名と高校生合わせて75名が参加。子どもたちは第6体育館多目的ホールで具体的な技術指導を受けたほか、樋口選手とのスパーリングにも挑戦した。
子どもとスパーリングをする樋口選手 【大阪体育大学】
樋口選手は子どもたち一人ひとりに所属するミキハウスのマフラータオルを手渡しでプレゼントし、最後に「繰り返し練習することが大切。才能はなくとも努力すれば強くなれる」とエールを送った。
子どもたちが見つめる中、樋口選手(中央左)がタックルの仕方を解説した 【大阪体育大学】
樋口選手は12月末から約3カ月、米リーハイ大にコーチ兼選手として練習に加わる。樋口はパリ五輪の決勝で米国選手のスペンサーリチャード・リー選手に競り勝って頂点に立つなど米国からの評価が高く、2025年3月末に開催される全米大学選手権(NCAA)に向け、同大の強化にあたる予定で、パリ五輪後にオファーが届いたという。
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