第27回チャレンジカップ直前「BOATBoy黒須田編集長のドリーム戦解説!」

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SG第27回チャレンジカップは、ボートレース下関にて明日から開催。
本記事では、注目ポイントをBOATBoy黒須田編集長が解説する。
皆さん、ぜひ参考に!

<11月19日 12Rドリーム戦>
①馬場貴也(滋賀)○
②毒島誠(群馬)◎
③峰竜太(佐賀)○
④平本真之(愛知)○
⑤菊地孝平(静岡)◎
⑥池田浩二(愛知)○
◎好相性 ○普通 △苦手

今年もグランプリ出場争いの最終章がやって来た。チャレンジカップだ。11月19日〜24日の日程でボートレース下関で開催され、その最終日にグランプリ出場選手18名が確定する。また、G2レディースチャレンジカップも同時開催され、同じく最終日にクイーンズクライマックス出場選手12名が確定する。年末のスーパー大一番の顔ぶれが決定する、まさしく最終関門。グランプリに関しては、単に18名が決まるだけでなく、トライアル2ndから出場することになる賞金ランク上位6名も確定する一戦。グランプリ優勝へは大きなアドバンテージとなるだけに、賞金ランク上位でこの一戦に臨む選手たちもまったく気を緩めてはいられない、シビアなシリーズだ。

初日12RはSGのドリーム戦。10月31日時点での賞金ランク上位6名(F休みで不出場の選手は除く)が登場する。全員がすでにグランプリの出場に当確ランプを灯しているが、先述したとおりの理由で、ドリーム戦から全力投球となる。

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1号艇は馬場貴也。8月のボートレースメモリアルを優勝、大会2連覇で賞金ランクトップに駆け上がった。昨年も賞金ランク2位で出場しており、もはやグランプリ戦線の絶対的主役の一人である。下関では自身のなかでは突出した成績を残しているというわけでもないが、一昨年の周年記念を優勝しており、水面相性には何ら問題はないだろう。

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2号艇は毒島誠。3月にボートレースクラシックを優勝し、7月には全国ボートレース甲子園も優勝。今年の賞金戦線をリードしてきた存在だ。馬場に首位は譲ったものの、10月ボートレースダービーでも優出しており、好リズムでチャレンジカップを迎えている。下関では優勝1回のみだが、その1回が17年のチャレンジカップ。今回は“下関チャレンジ連覇”を目指す一戦でもあるわけだ。

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3号艇は峰竜太。今年も大きな存在感を発揮しながら、なぜかSGでは結果を残せてこなかったが、直近のボートレースダービーで優勝戦1号艇に乗って、敗れはしたものの、リズムチェンジを果たしてのチャレンジカップ参戦と言っていいだろう。下関では18年に周年記念の優勝があり、水面勝率も7点を超えている。あまり好相性とは言えなかった戸田でダービー予選トップ通過を果たしているように、波に乗れば水面を問わず爆走するのがこの男だ。

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4号艇は平本真之。3月ボートレースクラシックで準V、その後もグランドチャンピオン、ボートレースメモリアルで優出と、SGでも安定した活躍を見せてきた。ただ、メモリアルは優勝戦1号艇ながら準Vという悔しい結果に終わっており、チャレンジカップ、そしてグランプリで鬱憤を晴らしたいところだろう。下関は参戦自体がそれほど多くないが、それでも3優出2優勝の実績があり、不安は皆無と言っていい。

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5号艇は菊地孝平。4月にマスターズチャンピオンを制し、“名人”として年末の大一番に乗り込むことになる。SGではオーシャンカップ優出があり、またマスターズ優勝の前節で児島周年を制しており、2節連続G1優勝は圧巻だった。下関では11優出3優勝。また、20年ボートレースメモリアルで準Vの実績もあり、水面勝率も地元浜名湖を上回っている。得意水面のひとつと言っていいだろう。

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6号艇は池田浩二。今年はSGで2優出しているが、3着と6着。G1優勝は賞金額が低い東海地区選手権のみ。決して突出した成績を残してきたわけではない。それでも、チャレンジカップでドリーム戦に登場するのだから、高いレベルでの安定感はさすがと言うしかない。直前の丸亀周年でのフライングが少々気になるが、それに怯むような選手ではないだろう。下関との相性も、9優出2優勝とまったく心配はない。
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