どうもオニギリです。
　11月に入っても暖かい日が続いています。来週から冬らしい季節になるという予報も出ている一方、太平洋上には台風がいくつか発生していたりと、変わった天気が続いていますが皆様いかがお過ごしでしょうか？
　2024年も残り1ヶ月半、リーグワン2024-2025も1ヶ月後には開幕します。
　今回は、先日書きましたオータム・ネーションズシリーズの続きをオニギリ's eye!!したいと思います。それではいってみましょう！

　まずはフランス戦ですが、スコアは12-52という完敗でした。ティア1の強豪国とここまで差が出てしまったのは、やはり体格差が大きかったことでしょう。特に縦の強さが大きかった。ここをどう対等に戦っていくかはこれからの課題と感じました。

　日本代表出場メンバーは以下の通りでした。

　開始早々、ディアンズのキックチャージから始まり、期待の持てるスタートでした。しかし、コンタクトギリギリでの細かなパスでフランスは前進し、2つ目のトライではゴール前でキックパスも綺麗に決めていました。ラインアウトからのSPサインプレーでもブラインド側でHOに走られてトライを許し、前半30分過ぎて0-31と一方的な試合となりました。日本は決定的なチャンスで、PR竹内がペナルティからクイックスタートで20m以上前進し、テンポよく攻撃を継続、最後はライリーがインゴールでボールを押さえたものの、TMOでノックオンがあったということでノートライ。前半は0-31とフランスの大きなリードで折り返します。
　後半も縦の強さを思う存分発揮し、最初のトライもフランスでした。日本がやっとスコアできたのは後半8分、ジョネナイカブラがオフロードパスでラインブレイクし、最後は立川がライン際を走り抜きトライした場面です。ここで立川はトライした際に足を痛めてしまい交代。その後、後半途中から入ったフランスでも活躍中のテビタタタフがインターセプト、巨漢の体で走り、相手にタックルされたが引きずってトライ。しかし、またフランスにトライを返され、最後は12-52でフランスの大勝でした。
　超速ラグビーがここで発揮されたというようなシーンは少なく、サイズで劣る分、緩急でどこまで相手を嫌がらせるか。今のスピードだと全く通用していなかったことが判明したのではないでしょうか。しかし、出場した選手たちは体を張り続け、最後までタックルし続けていたことは感じました。

　さて、続きまして日本は今週ウルグアイと戦います。出場するメンバーは以下の通りです。

　フロントローは岡部、原田、為房。LOはウルイヴァイティ、ディアンズで、前回同様に体を張り続けてくれることでしょう。3列はアマト、下川、姫野で、前回のW杯でも見た組み合わせで期待が持てます。ハーフ団はフランスで活躍中の齋藤と、初SO先発の松永。センターにフィフィタ、ライリー、バックスリーは濱野、ジョネのWTBに、FBにはツイタマが入りました。オニギリ的にはツイタマの活躍が最近見られず、ウルグアイ戦で爆発してくれると期待したいところです。
　リザーブには森川、松岡、オペティのフロントロー、ワクア、マプスア、藤原、マクカラン、梶村が選ばれました。梶村はここで先発に入るかと思いましたが、途中からどのようなプレーをしてくるか楽しみです。
　ウルグアイ代表は今夏にフランスと対戦し28-43で敗戦、スコットランドと19-31で敗戦しています。世界ランキングとしては19位であるものの、ここ最近力をつけてきていることを感じます。ウルグアイとの対戦成績は4連勝中の4勝1敗です。フィジカルで対等以上に戦い、超速ラグビーを発揮して欲しいところです。

　その他、現在までに行われているオータム・ネーションズシリーズの結果は以下の通りです。
　オールブラックス　24-22　イングランド
　スコットランド　57-17　フィジー
　オールブラックス　23-13　アイルランド
　オーストラリア　42-37　イングランド
　アルゼンチン　50-18　イタリア
　フィジー　24-19　ウェールズ

今週末には、アイルランドvsアルゼンチン、イングランドvs南アフリカ、フランスvsオールブラックス、イタリアvsジョージアなどの試合が行われます。オニギリはフランスとオールブラックスの試合が楽しみです。W杯でも因縁の対決と言われているこの対戦、どのような戦いをするのか楽しみですね。

　以上、今回のオニギリ's eye!!いかがでしたでしょうか？
　今月までオータム・ネーションズシリーズが行なわれますが、終わったら日本ではリーグワン開幕、そして高校ラグビーといえば花園、さらには大学選手権とラグビーネタが目まぐるしくなります。

　年末に向けて、残りの2024年もワクワクが止まりません！！