【ガンバ大阪】リーグ戦でも更なる高みへ。ホームでの強さを磐田のアウェイ戦でも披露する

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【©GAMBA OSAKA】

120分を超える激戦の末、天皇杯決勝へのチケットを執念でもぎ取ったガンバ。パナソニックスタジアム吹田を沸騰させた熱い試合から約2週間を経て、ガンバが戦いの場に戻ってくる。
「非常に難しい試合だったけど、チームのことを誇りに思っている」とポヤトス監督は選手たちを称えたが、もう気持ちは次なる戦いに目を向けている。
「天皇杯のことを一度頭から消して、出来る限り上位に進めるように磐田戦にしっかり挑みたい」(ポヤトス監督)。

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劇的に勝ち切った札幌戦後、リーグ戦でも2勝1分。現在5位のガンバではあるが3位の町田との勝点差はわずかに3で、上位に食い込む可能性を残したまま磐田戦に挑むことになる。
「リーグ戦もACLを目指せる可能性が残っているので、そこはしっかりと取りに行こうと監督から話はあったし、少しでも上位に食い込んで終わりたい」と中谷もチームの思いを口にする。
パナソニックスタジアム吹田での公式戦は現在、いずれも打ち合いを制して3連勝。「最後まで諦めない、最後まで戦い切れるチームになっている」と宇佐美も胸を張るが、その勝負強さを、リーグ戦では7月14日の鳥栖戦を最後に手にしていないアウェイでの勝利につなげる時が来た。

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鍵になるのは今季のガンバを支えてきた「原点回帰」である。未だに失点数は町田と並んでリーグ最小の最終ラインだが「最近の試合では失点が重なっているので、初心に帰るべく、前線の守備と最終ラインのスライドやクロスへの対応を改めて確認した」と話すのは福岡だ。

1試合消化が少ない磐田だが現在、降格圏内の18位。ホームのサポーターの後押しを受け、立ち上がりからアグレッシブに試合に入ってくるはずだ。「良い入りをすることはどの試合でも大事。流れを取り戻すには労力がいるので、最初から自分たちに流れがある方がいい」と宇佐美も立ち上がりからトップギアで攻守のスイッチを入れるつもりでいる。

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ホームでの対戦時は2-1で勝ち切った磐田ではあるが、当時と異なるのが最近は3バックを採用していることだ。GKの川島や東京五輪のブラジル代表メンバーでもあるリカルド グラッサら個の能力の高さを持つ磐田の最終ラインではあるが、宇佐美が最近の試合ではアシスト役に回ってもゴールが奪えているのがガンバの前線。現在7得点で二桁得点も視界に入ってきた坂本のリーグ戦連発にも期待が高まる。
ただ、磐田の前線にも個の能力でガンバを脅かしてくるアタッカーが揃っている。「彼が前を向いたらチャンスになっているし、決定的な仕事をさせないことが大事」と一森はホームでも失点を喫している磐田のエース、ジャーメインを警戒するが、前回対戦後に加入した2シャドーの一角に入るジョルディ クルークスも注意が必要なアタッカーである。
残されたリーグ戦も残り3試合。一戦必勝のスタイルを崩さず、磐田相手に勝ちに行く。
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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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