多摩川70周年記念は5日が優勝戦 人気沸騰中の関浩哉が鋭角差し狙う

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【(C)BOATRACE 関浩哉】

ボートレース多摩川の「G1ウェイキーカップ 開設70周年記念」は、11月5日が最終日の優勝戦。準優をくぐり抜けたファイナル6人とその機力は次のとおりだ。(カッコ内は11月4日時点の賞金ランキング)

1号艇 吉田 拡郎(44位)「伸び普通も回り足◎。スタートも〇」
2号艇 関  浩哉(9位)「行き足よくスタートしやすい仕上がり」
3号艇 池田 浩二(8位)「レースしていて違和感なくいい状態」
4号艇 宮之原輝紀(32位)「直線はともかくターンの押しに課題」
5号艇 平本 真之(6位)「中堅ながらグリップするし押し感◎」
6号艇 峰  竜太(4位)「伸びは不足も、出足は明らかにいい」

【(C)BOATRACE 関浩哉】

人気どころがそろった印象の優勝戦だが、このところファンの期待を一身に集めているのが関浩哉(群馬出身・群馬支部29歳)【写真2枚】。SGやG1レースのオープニングセレモニーで万雷の拍手を受けると、その返礼といわんばかりの好レースを披露。期待に応えるレースで人気を博するようになっている。

今年は、まず1月のG1ボートレースバトルチャンピオントーナメント(大村)で優勝。3月に江戸川一般戦を、7月に桐生一般戦を制すと、9月のG1ヤングダービー(桐生)を制覇と流れがいい。
さらに、SGレースは5月オールスターから10月ダービーまで5大会出場し、準優進出3回。優出1回(戸田ダービー5着)とするなど健闘。11月4日時点の賞金ランキングを9位とし、グランプリ出場をほぼ確実にしている。このリズムでさらに高みをめざしたいところだ。

5日の多摩川周年優勝戦は2号艇で2コースが想定されるが、過去1年間(2023年11月~2024年10月)の2コース1着率は27.7%。かなり高い値をマークしている。その切れ味鋭い差しハンドルで賞金ランキング6位以内に入り、グランプリのトライアルセカンドからの参戦を狙うことだろう。注目したい。
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