U18日清食品 東海ブロックリーグ2024 男子 大会レポート 後藤大駕「自分から仕掛けられる選手になりたい」浜松開誠館(静岡県)
【©U18日清食品リーグ】
9月23日に行われた中部大学第一(愛知県)との試合で存在感を放っていたのが、1年生の後藤大駕選手です。試合には62-86で敗れましたが、自分よりサイズのある留学生プレーヤーにブロックショットを浴びても、自らリバウンドを奪ってセカンドチャンスポイントに繋げるなど、失敗を恐れずアグレッシブな姿勢を貫きました。
後藤選手は「今までは自分から1対1を仕掛けることはあまりなかったのですが、この大会を通じて留学生を相手に攻める場面が増えています。そこは成長だと思います」と「U18日清食品 東海ブロックリーグ2024」での学びを語ります。
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中学時代とは違い、高校バスケ界では留学生プレーヤーを要するチームが多く、後藤選手のような長身で屈強な選手も多いため、下級生の彼が身体能力だけで勝負するのでは苦戦はまぬがれません。大きな選手にも果敢に立ち向かいながらも、「まだ怖さはあります」とインサイドでの攻防について正直に明かしつつ、「それでも僕の役目は留学生やビッグマンと戦うことなので、そこは『やらなきゃ』と思ってプレーしています」と続けました。
後藤選手の覚悟は、1年生ながら主力として起用されていることへの感謝と「期待に応えたい」という思いから来ています。後藤選手は「本当に試合に出させてもらえて感謝しています。このチームで必要とされる選手になりたいです」と言います。
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かつては日本代表でも活躍していた後藤ヘッドコーチは「高いところを目指すのであれば、スキルが通用するしない、フィジカルが強い弱いにかかわらず、オフェンスでもディフェンスでももっとガツガツ行ってほしいですね」との期待を語ります。後藤選手は「八村塁選手や渡邊雄太選手のように、力強く相手と競り合いながら、自分から仕掛けられる選手になりたいです」と、実に高いところを見据えています。
1年生の今はまだ身体が大きく、強くなっていく途中で、上級生や留学生プレーヤーと渡り合うのは難しいかもしれません。それでも後藤選手は、コート上では誰が相手でも一歩も引かずに戦う強い気持ちを貫き、着実に成長していきます。
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