【1部・第16節】上位4チームはすべて白星。筑波大学は6発快勝も明治大学はウノゼロ勝利で首位を譲らず!

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【試合結果】JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦・1部リーグ第16節

【©JUFA】


 『JR東日本カップ2024 第98回関東大学サッカーリーグ戦』。1部リーグ第16節は、10月5日(土)に5試合、10月6日(日)に1試合が行われた。

 第16節は首位・明治大学、2位・筑波大学、3位・中央大学、4位・東洋大学の上位4チームがすべて勝利し、それぞれの順位をキープ。5位以下との勝点差を広げている。

 5位の東京国際大学と対戦した明大は、後半開始早々の47分に林晴己がゴール前に入れたロングパスを藤森颯太が頭で合わせて先制。明大はこのゴールを最後まで守りきって1-0で勝利。開幕からの無敗記録を16に伸ばした。一方、2位の筑波大学は最下位に沈む関東学院大学の試合は筑波大が6ゴールを挙げて快勝。筑波大は14分、田村蒼生が2試合連続のペナルティーキックを獲得して先制すると、22分に内野航太郎が追加点。オウンゴールで関東大に1点を返されるものの、後半にも4ゴールを重ねて6-1と圧勝。勝点38で並ぶ首位・明大との得失点差を5にまで縮めた。

 また3位の中大は60分に加納大が鮮やかなミドルシュートを決めて先制。この1点を守りきった中大が、1-0で6位・桐蔭横浜大学に勝利した。4位・東洋大は7位・東海大学に先制されるも前半のうちに追いつくと、後半にも2得点を加えて1-3で逆転勝利。中大、東洋大がそれぞれ勝点3を積み上げた一方、敗れた桐蔭大と東海大はともに順位をふたつずつ下げる結果となった。

 勝点3差の9位・日本大学と11位・国士舘大学の試合は、前半終了間際に日大・阿部水帆が挙げたゴールが決勝点となり、日大が0-1で国士大を下した。この勝利で日大は9位から7位に浮上した。

 翌6日(日)に行われた8位・流通経済大学と10位・駒澤大学の試合は、流経大が後半開始早々にペナルティーキックを獲得。これを中島舜が決めて先制すると、その3分後にもオウンゴールで流経大が2点を先取。駒大も終了間際に意地の1点を返すが、追いつくまでは至らず1-2で流経大が勝利。流経大は6位に順位を上げた。


 勝点同数の首位・明大と2位・筑波大が3位に勝点差10をつけ、2チーム揃って独走態勢に入った。一方、6位の流経大以下、中位〜下位グループは勝点が僅差で並ぶ混戦模様に。ひとつ勝てば下位からの脱出も可能だが、連敗が続けば容易に降格圏へと転落する。残る6試合、この混戦を勝ち抜くのはどのチームになるのか。次節、第18節は10月12日(土)に全6試合が開催される。

【©JUFA】

全試合結果と得点者


筑波大 6(2-0)1 関東学院大
得点者)【筑波大】田村蒼生、内野航太郎×2、安藤寿岐、沖田空、半代将都【関東大】オウンゴール

明治大 1(0-0)0 東京国際大
得点者)【明大】藤森颯太

東海大 1(1-1)3 東洋大
得点者)【東海大】星景虎【東洋大】鍋島暖歩、髙橋輝、渡井翔琉

国士舘大 0(0-1)1 日本大
得点者)【日大】阿部水帆

中央大 1(0-0)0 桐蔭横浜大
得点者)【中大】加納大

駒澤大 1(0-0)2 流通経済大
得点者)【駒大】飯田晃明【流経大】中島舜、オウンゴール
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著者プロフィール

一般財団法人関東大学サッカー連盟は、関東地域における大学サッカーの水準向上と普及、加盟チーム相互の親睦共励、そして広く社会に貢献できる学生を育成することを目的に、1924年に創設されました。主要大会のひとつである『関東大学サッカーリーグ戦』では関東7地域から36大学が参加し、1部~3部のカテゴリーで熱戦を繰り広げています。近年は日本代表にも多くの選手を輩出するなど、通年でレベルの高い試合を展開しています。また主管大会として、大学の日本一を決める『全日本大学サッカー選手権大会』(インカレ)などの全国大会も実施しています。

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