【徳島ヴォルティス・プレビュー】第34節アウェイ・ロアッソ熊本戦に向けて

徳島ヴォルティス
チーム・協会
前節、アウェイで戦ったブラウブリッツ秋田戦は厳しい結果となった。
前半立ち上がりは相手陣内に押し込み、ロングスローのこぼれ球からの鹿沼 直生選手の強烈なシュートはクロスバーに当たって惜しくも入らなかったものの、ペースを掴んでいた。しかし、時間の経過とともに秋田がロングボールを中心に、相手のサッカーを展開し、前半33分に右サイドのクロスから失点を許してしまう。
後半、攻撃の形を変えて反撃を試みたが、またもサイドのクロスから失点を許し、0-2で試合終了のホイッスルが鳴った。
「3連敗という事で試合内容も結果もどちらも不甲斐ないですし、こういった試合をしているようでは上には行けないと思うので。毎週、次の1週間の準備と言っていますが、本当にこの敗戦を忘れずにチーム全員で意識を変えていかないと同じ事を繰り返すので、来週は何かしら変化を起こしてチームを良い方向に持って行きたいです。」(青木 駿人選手)

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

今節のロアッソ熊本戦を含めて今シーズンも残り5試合。まずは今できる、目の前の試合で勝ち点3を奪うこと。そのために4日間で準備を進めてきた。
熊本は細いパスを使いながら攻撃を組み立ててくるチーム。現在4連勝中で波に乗っている。ブラウンノア選手は相手のパス回しの部分に関して「高い位置で引っ掛けられれば、チャンスを作ることもできますし、相手のやりたいことをやらせないこともできる」と語っている。ブラウンノア選手の持ち時である前線からのプレッシャーが生きるかもしれない。

増田監督は「まずは守備のところは絶対にやらないといけない」としつつも「まず気持ちがないと勝負にならないです。方法論だけで勝負しても今の熊本には勝てないと思います」と選手のみならず、スタッフも含めてチーム全体で気持ちをもって戦うことを強調した。

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

熊本の秀岳館高校からロアッソ熊本へ加入し、ロアッソ熊本では期限付き移籍期間を含めて2年間プレーしたターレス選手は、初めての古巣対戦となり「とても楽しみです。自分のできる事をしっかりやって、いい準備をしたいと思います」と語る。古巣対戦に燃えるターレス選手のピッチでの躍動に期待したい。

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

10月3日(木)にはオフィシャルスポンサーである株式会社ワークスタッフへ岩尾 憲選手、児玉 駿斗選手が訪問。日ごろの応援の感謝を伝えるとともに、改めて支えてくれる皆さまからの期待や応援を肌で感じたことだろう。

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来週はインターナショナルウィークということでリーグ戦はありません。まずはこの熊本戦にすべてをかけて、どのような時でも、どのような状況でも応援してくれる人のためにも勝ち点3を積み重ねよう。

2試合連続でアウェイ戦になりますが、スタジアムやDAZNなど、それぞれのスタイルで共に戦いましょう。

【ⓒTOKUSHIMA VORTIS】

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著者プロフィール

1955年創設、2005年にJリーグに加盟。ヴォルティスはイタリア語で「渦」を意味する「VORTICE」から生まれた造語。鳴門の渦潮にあやかり、パワー、スピード、結束力を備え、観客を興奮の渦に巻き込む想いが込められている。2014年には四国初のJ1昇格。2020年にはJ2初優勝を果たした。

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