【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯】“あの頃”を思い出した鈴木亨が「68」の首位発進 苦い思いも噛みしめ日本タイトル奪取を叶えたい
ーーー 第1ラウンド ーーー
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「3日目の後半ぐらいから、(目標を)タイトに決めて、そこに打つんだっていう集中力というのかな」とここ最近は狙い目を大きく見ていたが、的を小さくしたことで3日目のバックナインではティショットが落ち着きを取り戻し、2バーディを奪った。
「少し言葉悪いけど、“シニア慣れ”していたというか…」。レギュラーツアーに出ていたころに比べると、スコアへの執着心が少し低下していたことに気づいた様子だ。
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シニアツアー8年目になるが、シニアメジャーでの優勝は1度もない。シニアデビューとなった2016年の今大会では3位タイ、17年と18年と2位タイ、20年は4位タイなど優勝争いをする大会もあったが悔しさが残る結果で終えている。「日本プロシニアというのは、シニアに入ってきたばっかりのとき、苦い思いを3、4年続けているので。そういう思いはやっぱりある」と、それからは毎年リベンジを意識していた。そして、ゴルフへの考え方もブラッシュアップされた今週に好スタート。念願のシニア日本タイトル獲得へ一歩前進となった。
決勝ラウンドに好位置で進めるためにも、「集中してあそこに打つ」というマネジメントを徹底していきたい。復活した“鈴木亨”に注目だ。
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