ボートレース津のヴィーナスシリーズ（9月30日～10月5日開催）は2日、予選の3日目が終了した。現時点での予選上位18人は以下のとおり。

1位　浜田亜理沙（広島・埼玉） 9.33
2位　藤原　菜希（大阪・東京） 9.17
3位　遠藤　エミ（滋賀・滋賀） 8.67
4位　池田奈津美（福岡・福岡） 8.00
5位　赤井　　睦（岡山・徳島） 7.80
6位　長嶋　万記（静岡・静岡） 7.67
7位　山下　友貴（静岡・静岡） 7.50
8位　中川　りな（福岡・福岡） 7.17
9位　勝浦　真帆（岡山・岡山） 7.00
10位 深川麻奈美（熊本・福岡） 6.83
11位 平田さやか（東京・東京） 6.80
12位 山下　夏鈴（三重・三重） 6.80
13位 落合　直子（大阪・大阪） 6.50
14位 本部めぐみ（神奈川･三重）6.40
15位 深尾　巴恵（群馬・静岡） 6.40
16位 高田ひかる（三重・三重） 6.40
17位 平川　香織（東京・埼玉） 6.00
18位 森下　愛梨（静岡・静岡） 6.00
※()内は出身・支部の順

　シリーズリーダー争いは一騎打ちムードになってきた。予選首位の浜田亜理沙が6走56点（得点率9.33）、予選2位の藤原菜希が6走55点（得点率9.17）でわずか1点差だ。

　浜田は2･1･4･1･1･1着で2日目後半から3連勝中とリズム上昇気配。藤原は1･2･2･3･1･2着でオール3連対と安定した走りが続いている。4日目は浜田が6R2号艇と12R1号艇、藤原が1R1号艇と10R3号艇で登場。どちらが接戦を制して予選トップ通過を果たすのか。

　準優1号艇をめぐる争いでは池田奈津美（福岡出身・福岡支部30歳)【冒頭の写真】に注目だ。今節ここまで1･1･2･2･4着で予選4位につける健闘を見せている。池田は昨年2月の唐津ヴィーナスシリーズで予選5位、昨年5月の蒲郡ヴィーナスシリーズで予選6位、昨年10月の福岡オールレディースで予選6位に入って準優2号艇は3回あるが、準優1号艇の経験はまだ1回もない。自身初の準優ポールポジションをめざし、4日目は4R6号艇と8R2号艇で登場する。

　準優進出への勝負駆けでは地元の本部めぐみ（神奈川出身・三重支部50歳）【写真上】に注目したい。今節ここまで1･5･2･4･2着で予選14位。今節手にしたモーター52号機は2連対率14位で、7月のG2全国ボートレース甲子園で池永太が優出3着に入るなどこれまで24節走って5優出をマークしている。4日目は2R2号艇と5R4号艇で登場。本部はもし準優出となれば2021年7月の尼崎ヴィーナスシリーズ以来で約3年3カ月ぶりだ。地元で久々の準優進出を狙う。

　また予選上位18人のなかから意外な選手の名が漏れている。山川美由紀だ。今節ここまで4･3･5･2･1･5着で予選19位。前々節の大村オールレディースと前節の芦屋ヴィーナスシリーズに続く3節連続Vがかかっている今節だが、予選落ちの危機を迎えている。4日目は9R1号艇の1回走りで登場。絶好枠で底力を見せるか。

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