【ガンバ大阪】5バックの攻略が勝点3の鍵に。東京Vの堅守をこじ開けずして勝利はない。
【ⓒGAMBA OSAKA】
「好調な京都相手に対して試合内容では上回れたし、自信と勢いをつけられる勝点1だったと思う」と再三、決定機を作り出した宇佐美は手応えを口にした。
リーグ戦では7試合勝利から遠ざかっているガンバだが、試合数1つ少ない段階で首位を走る広島との勝点差は10。混戦模様のリーグ戦でまだまだ巻き返しは可能な状況だ。
「7試合勝利から遠ざかっている。何とか状況を打破するために頑張っている」。前節、攻守両面で獅子奮迅のパフォーマンスを見せた中谷が語るように、この足踏みを打ち破るために、選手たちは前を向いている。
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昇格組でありながらも6位に浮上してきた東京Vは現在、クラブにとってJ1で21年ぶりとなる4連勝を果たしており、好調のままパナソニックスタジアム吹田に乗り込んでくる。
アウェイの対戦時には0-0のドローに終わっているが、「フォーメーションが変わって、粘り強い戦いをしている」と福岡は東京Vをこう警戒する。
現在は3バックを採用し、守備時には自陣で5-4-1の布陣に移行し、自陣を固めてくるのが今の東京Vのスタイル。もっとも、球際の激しさと切り替えの速さをベースとしている相手を崩すのは簡単ではないが「飛ばしのパスを含めて、ボールの動かし方が大事になる。相手の最終ラインが5枚とは言っても、ピッチは広いのでどこかにスペースはある」とポヤトス監督は話す。
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勝利を手にする上で絶対に不可欠なゴールだが、攻め急ぎは禁物。若い選手が主体で勢いに乗る東京Vだけに「相手を勢いに乗らせないためにもうまく立ち回りたい」と宇佐美も試合の入りや不用意な失点を警戒する。
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「一つ勝てば、僕らもスッキリするし、今はそれが一番、重要なこと」と鈴木は勝点3の重みを語る。
サポーターとともに8試合ぶりの勝利だけをガンバは追い求める。
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