【ガンバ大阪】勝ち方を取り戻す京都戦。勝利の鍵は守備陣の踏ん張りにあり
【©GAMBAOSAKA】
「失点1は決して悪くない。一歩、一歩、出来ることを確実にこなす。その繰り返しをするだけ」と最後尾でチームを締める一森は、今のガンバに必要な要素をこう語る。
浦和戦も最少失点にとどめたが、前節終了時点でリーグで2番目に少ない失点数を誇る守備陣は大崩れしていない。ただ、好調時に見せていたチーム全員の綻びのない守備を取り戻すことは不可欠になる。「勝敗を分けるのはちょっとした細部」とポヤトス監督も話すが、京都戦ではより攻守両面でディテールにこだわることが肝要だ。
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特に警戒すべきは新加入のエース、ラファエル エリアス。直近のリーグ戦6試合で7得点の大暴れぶりを見せているエリアスはJ1の8月度月間MVPにも選ばれているが、今季8得点の原や6アシスト中のマルコ トゥーリオで構成する3トップは今のJ1で最も破壊力があるトリオと言えるだろう。
「現在、調子の良い外国籍選手と原選手ら前線をいかに僕らが自由にしないかが鍵。立ち上がりから勢いを持って入ってくるのは間違いない」と黒川も立ち上がりの重要性を口にするが、京都の強度の高さと切り替えの速さは不変。ガンバとしても好調時に見せていた激しさを見せることが不可欠になる。ダワンは累積警告で出場停止だが、浦和戦で好プレーを見せた美藤も虎視眈々と、出番を待っている。
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追う展開は避けたいガンバだが、前に出てくる京都は複数失点の試合も多いだけに必ず、付け込む隙を見出せるはずだ。「自分のプレーに対しては反省もしているし、改善もしないといけない」と浦和戦後に悔しさを隠さなかった宇佐美も、よりアグレッシブに京都ゴールに迫るはず。
自陣にブロックを形成した浦和とは異なるスタイルを持つ京都相手に、どれだけ攻撃陣が精度高いシュートやクロスを繰り出せるかもポイントになる。
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今季積み上げてきたスタイルで勝ち方を取り戻す京都戦になる。
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