【BOATRACE】中村日向が初戦5着から挽回の力走! 関浩哉は135期修了生にエール 桐生ヤングダービー

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 ボートレース桐生(ナイター)では、19日に「プレミアムG1「第11回ヤングダービー」(優勝賞金1300万円)の予選2日目が開催された。

 初日ドリーム戦勝利で2日目の走りも注目された関浩哉(群馬出身・群馬支部29歳)【写真下】は、まず3R3コース戦を1マーク全速からの2マーク差しで2着。後半の12Rは1コースからしっかり逃げ切って1着。これで関は初日から3戦2勝のオール2連対と、シリーズ序盤はほぼ完璧な滑り出し。12R後には「疲れました~。1マークには余裕もありました。ターン足はかかりもあって乗りやすい。(調整は)一応この方向でいこうかなと思います。ちょっと重たいプロペラにして、展示タイムも良かったし良くなっていると思います」と仕上がりは順調そうだ。

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 関はインタビューの最後に「あした(20日)は自分のいとこが養成所を卒業するんです。無事故で頑張ってください。自分も頑張りますんで」と、サインボードには『スズ ガンバレ』と書き、いとこの135期・高橋涼夏(女子)にエールを送っていた。関は3日目、4Rと9Rを走る。

 その関に続くような、2日目好走を見せたのが中村日向(香川出身・香川支部25歳)【冒頭の写真】。中村は初日こそ1枠イン戦で5着大敗と悔しい出だしになってしまったが、2日目は前半の1R6コース戦を最内差しからバック力強い伸びで2着。後半は11R3号艇で、内の井上忠政・定松勇樹の間へ3コースから鮮やかなまくり差しを決めて今節の初勝利を飾った。中村は「(まくり差しの)軌道は良かったと思います。スムーズに回れて、いい足になっていました。初日はお客様に迷惑をかけてしまったので、ここから取り返していきます。バランスが取れていい足になっているので、あとは自分次第」と力強く話した。3日目は9R5号艇の1走。

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 九州地区のレーサーでは末永和也(佐賀出身・佐賀支部25歳)【写真上】が、初日後半の逃げに続いて、2日目8R5号艇では5コースから展開を逃さないまくり差しで白星と素晴らしいレースを披露。末永はこれで日またぎの連勝。レース後は「スタートは意外と届いていなかったけれど(コンマ12)、きのうから感じていた重さは少しマシになっています。乗り心地はまだダメだけど、伸びは普通にはなっているので、これにもう少し回り足をつけたいですね」とモーターの現状を語った。

 末永はシリーズポイント面では、首位の関に次ぐ2位タイにつけている。3日目は前半が3R3号艇。後半は12Rで試練の6号艇が待ち受けている。持ち前の切れ味鋭いターンを披露できるか、注目したい。

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