【日本シニアオープンゴルフ選手権・第3R】通算7アンダーで横尾要ら3選手が並ぶ

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稀に見る大混戦となった今年の日本シニアオープン

【(写真左から)崔虎星、横尾要、I・J・ジャンの3選手】

2024年度(第34回)日本シニアオープンゴルフ選手権は14日、千葉県野田市の千葉カントリークラブ川間コース(6,811ヤード・パー71)で73名の選手が出場して、第3ラウンドが行われた。第1ラウンドからここまで首位を快走していた崔虎星(韓国)が最終ホールでまさかのダブルボギーを叩き、通算7アンダーパーでホールアウト。この日ベストスコアタイの66をマークしたI・J・ジャン、2つスコアを伸ばした横尾要が首位に並んだ。

粘りのプレーで首位グループに分け入った横尾は、「何が起るか、わからない」とこの展開に驚きの表情。明日の最終ラウンドはI・J・ジャンと最終組でのプレーが決定。否が応でもナショナルオープン初優勝の期待が膨らむが、「だいたい最終組から優勝者でないでしょ」と笑いを誘った。今日の最終ホールの崔のプレーを見ても、最後まで何が起きるかわからない。優勝争いは混沌としてきた。
首位グループを1打差で追うのが片山晋呉。「たくさん負けてきたし、たくさん勝っても来た。ここまでいろいろな努力を積み重ねてきた。この位置でプレーできることを幸せに感じる」と余裕を感じさせる。それは、レギュラーツアー通算31勝の貫禄からくるものか。「日本」タイトルが大好きな片山に大きなチャンスが訪れた。

ムービングデーの最終ホールでよもやのダブルボギーを喫し、2つスコアを落としてしまい後続に飲み込まれる形となった崔虎星だが、「今日は惜しいプレーだった。でも、首位タイ。明日もファイトプレーです」と決して心は折れていない。

明日の最終ラウンドは第1組が6時46分にスタート。第37組のI・J・ジャンと横尾要の最終組は11時55分に1番ホールをティーオフの予定だ。
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(公財)日本ゴルフ協会(JGA:JAPAN GOLF ASSOCIATION)は1924(大正13)年10月、神戸・根岸・東京・鳴尾・舞子・程ヶ谷・甲南の全国7クラブの代表により、創設された我が国のゴルフ界を代表する団体です。ゴルフ精神の正しい順守、ナショナルハンディキャップ制度の実施、公式競技の開催、ゴルフ・ルールとエチケットマナーの正しい普及などに努め、ゴルフの健全な発展と普及を図り社会に貢献して参ります。

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