【コベルコ神戸スティーラーズ】2024-25シーズンに向けて本格始動!

チーム・協会

【コベルコ神戸スティーラーズ】

8月19日にフィットネス測定などを行った後、各自でトレーニングを積んでいたが、9月11日、全選手がグラウンドに集結し、2024-25シーズンに向けて本格的に始動した。この日はウォーミングアップの後、8月19日にも実施した1,200mのタイムを測定するブロンコテストへ。オフシーズンに個別に設定された目標数値よりも、さらに高い数値が掲げられており、どの選手も目標数値を超えるべく懸命にグラウンドを駆け抜けた。その後、ハンドリングスキルの練習を行い、初日のトレーニングは終了した。

ブロディ・レタリック選手 【コベルコ神戸スティーラーズ】

新加入のジョージ・ターナー選手 【コベルコ神戸スティーラーズ】

山中 亮平選手
「これまで日本代表の活動があったので久しぶりにみんなと一緒に始動日を迎えました。そういう意味では、すごく新鮮な気持ちです。オフシーズンは自分の体にしっかり向き合って体づくりやフィットネス向上に取り組み、体の状態も仕上がっていますし、フィットネスも手応えを感じています。昨シーズン、チームは5位という結果に終わりましたが、レンズ(デイブ・レニーディレクターオブラグビー/ヘッドコーチ)がヘッドコーチに就任し、1年間多くのものを積み上げることができました。今シーズンは、昨シーズンよりも高いレベルからスタートすることができます。さらに上乗せすることができるように取り組んでいき、優勝という結果を残すことができるようにしていきたい。個人としても勝利に貢献できるようしっかり頑張ります」

山中 亮平選手 【コベルコ神戸スティーラーズ】

デイブ・レニーディレクターオブラグビー/ヘッドコーチ
「皆、良い状態でチームに合流してくれて、何人かの選手はブロンコテストで自己ベストを更新しました。ハンドリングスキルに関しても、昨シーズン始動した時よりも上回ったレベルでスタートすることができます。非常に良い状態で、この日を迎えることができ、とても嬉しく思います。9月20日から27日までの宮崎キャンプでは、神戸ラグビーの詳細を突き詰めつつ、新加入の選手もいることもあり、改めてチームワークを高めることにフォーカスしていきます」

デイブ・レニーディレクターオブラグビー/ヘッドコーチ 【コベルコ神戸スティーラーズ】

スキル練習の様子 【コベルコ神戸スティーラーズ】

ナニ・ラウマぺ選手 【コベルコ神戸スティーラーズ】

山下 楽平選手 【コベルコ神戸スティーラーズ】

また、この日、福本 正幸チームディレクターのリーグワン チーフラグビーオフィサー(CRO)就任が発表され、後任として神戸製鋼V7を支えた弘津 英司が2024年10月1日付でチームディレクターに着任することになった。
福本 正幸チームディレクター
「今回リーグワンの競技運営等にかかわる貴重な機会をいただきました。チームを離れることは寂しいですが、日本ラグビーのさらなる発展のため、チーフラグビーオフィサーとしての務めを全うしたいと思います。スティールメイツの皆様、これからコベルコ神戸スティーラーズの応援よろしくお願いします」

弘津 英司新チームディレクター(2024年10月1日より)
「この度、チームディレクターを引き継ぐことになりました。大役に身が引き締まる思いです。選手、スタッフ、フロントスタッフたちと連携を図りながら、チームの強化を進めていきたいと思います。特に来年1月17日で阪神淡路大震災の発生から30年を迎えます。節目の年に良い結果を地元神戸の皆様に報告できるようにしたいと思います」

弘津 英司プロフィール
1990年、株式会社神戸製鋼所入社。現役時代のポジションはフッカー。同期入社の福本TDと共にV7連覇にも貢献。1995年、1996年の2シーズンはチームの副将を務めた。
日本代表のキャップホルダーでもあり、ラグビーワールドカップ1995南アフリカ大会の日本代表メンバー。2003年3月に引退後、社業に専念する傍ら、神戸製鋼ラグビー部OB会のメンバーとして、陰ながらチームを支えてきた。

V7時代に『1番』、『2番』でスクラムを組んでいた弘津 英司新チームディレクター(左)と福本 正幸チームディレクター 【コベルコ神戸スティーラーズ】

昨シーズン、チームは一昨年9位から5位と順位を上げたが、プレーオフ進出は叶わず、悔しさが残るシーズンとなった。レニー体制2年目となり、選手は目指すラグビーと、そこで要求されるスキルについて理解を深めることができた。土台ができた今シーズンは神戸ラグビーの精度をさらに高めていく。

取材・文/山本 暁子(チームライター)

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著者プロフィール

兵庫県神戸市をホストエリアとして、日本最高峰リーグ「NTTジャパンラグビー リーグワン」に参戦しているラグビーチーム「コベルコ神戸スティーラーズ」。チームビジョンは『SMILE TOGETHER 笑顔あふれる未来をともに』、チームミッションは『クリエイティブラグビーで、心に炎を。』。 ホストエリア・神戸市とは2021年より事業連携協定を締結。地元に根差した活動で、神戸から日本そして世界へ、笑顔の輪を広げていくべく、スポーツ教室、学校訪問事業、医療従事者への支援など、地域活性化へ向けた様々な取り組みを実施。また、ピッチの上では、どんな逆境にも不屈の精神で挑み続け、強くしなやかで自由なクリエイティブラグビーでファンを魅了することを志し、スタジアムから神戸市全体へ波及する、大きな感動を創りだす。 1928年創部。全国社会人大会 優勝9回、日本選手権 優勝10回、トップリーグ 優勝2回を誇る日本ラグビー界を代表するチーム。

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