8月21日、ロッテ浦和球場で行われた千葉ロッテと埼玉西武のイースタン・リーグ公式戦第13回戦は、4対0で埼玉西武が勝利した。

　埼玉西武は2回表、中村剛也選手の1号ソロで先制。3回表には、牧野翔矢選手、金子侑司選手の安打で1死1、3塁から、鈴木将平選手の1号3ランで追加点を挙げた。

　先発の杉山遙希投手は、序盤3イニングを完璧に抑える立ち上がり。4回以降は安打を浴びながらも、要所で併殺に仕留めるなど無失点で切り抜ける。7回裏は再び3者凡退に抑え、7回79球4安打2四球5奪三振無失点でマウンドを降りた。

　8回以降は平井克典投手、甲斐野央投手がそれぞれ1イニングを無安打無失点でつなぎ、4対0で試合終了。高卒3位ルーキー・杉山投手が2勝目を挙げた。

　一方敗れた千葉ロッテは、先発の東條大樹投手が4回53球4安打無四死球3奪三振4失点。打線は4安打無得点に終わり、連敗を喫した。2番手・吉川悠斗投手は2回29球無安打無四死球無失点の好リリーフを披露している。

　 １２３４５６７８９ 計
西 ０１３００００００ ４
ロ ０００００００００ ０

西 ○杉山遙希-平井克典-甲斐野央
ロ ●東條大樹-吉川悠斗-東妻勇輔-小野郁-大谷輝龍