【ガンバ大阪】真夏の総力戦。若い力も含めてタフな湘南に勝ち切りに行く

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【ⓒGAMBA OSAKA】

アウェイで対戦した神戸に対して、2度先行を許す苦しい展開ながら、宇佐美と中谷がそれぞれ得点でガンバのプライドを体現。「負けないチーム、逆境に強いチームになってきた」と宇佐美はチームの成長に手応えを口にしたが、ガンバは中3日で勝利だけが必要な天皇杯のラウンド16に挑む。
リーグ戦でも首位・町田を勝点6差で追う立ち位置のガンバだが、天皇杯も「チャンピオンになればACLに出場できる」(ポヤトス監督)重要な大会。当然、湘南相手に必勝体制で勝ちに行くことになる。

ただ、湘南戦から3日後にはホームでリーグ戦の福岡戦が控えることもあり、ポヤトス監督は「選手のコンディションを考えてメンバーチェンジをしないといけない」と総力戦で挑む考えを口にした。
3回戦までは最終ラインに主力を送り出し、危なげなく勝ち切ってきたガンバだが、リーグ戦との並行日程だけに若い力も含めて総力戦でのメンバー構成になりそうだ。

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湘南に対してはリーグ戦で今季1勝1敗。7/20にパナソニックスタジアム吹田で迎え撃った際には0-1で悔しい敗戦を喫しているが、その反省を活かしてポヤトス監督も湘南攻略のプランを頭に描いている。
「全てのシステムにはメリットとデメリットがある。アイデアを持ってしっかりと準備してきたし、また違った形のプランも用意している」(ポヤトス監督)。

山口監督が率いる湘南は両CBが攻撃的に絡み、サイドで数的有利を作り出してくるが、4バックを採用するガンバだけにシステム上の噛み合わせの悪さを、いかに補うかが鍵になる。
アヤックスへの練習参加で刺激と手応えを得てきた中野も天皇杯で出番を待つ一人だが「システム的に数的不利は出来る。CBやウイングの選手とコミュニケーションを取りたいし、整理も出来ている」と話す。

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一方でガンバが勝利するために不可欠なのが得点だが、前線を牽引すべき存在が坂本だ。神戸戦では中谷の同点ゴールにつながるシュートも放っているが、最近の坂本が最も意識するプレーはフィニッシュに絡むこと。ファーストディフェンダーとしての役割も求められるが「自分のプレーは足元で受けるだけでなく、背後に抜けることも大事になる」と湘南ゴールに迫るつもりでいる。

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湘南は前節、リーグ戦で柏に1-2で敗れ、17位に転落。やはり中2日で名古屋戦を控えている上に、湘南はここまでの天皇杯をターンオーバーに近い形で戦っているだけに、ガンバ同様メンバーの入れ替えはありそうだ。
ただ、柏戦で後半からピッチに立った阿部や小野瀬、奥野ら元ガンバ勢、福田らも出場してくる可能性があるだけに、その個の力には注意が必要だ。

リーグ戦はもちろんだが、天皇杯も頂点を視野に入れるガンバにとって過密日程での天皇杯だが「今、チームとして勝てていない流れがあるので、とにかく勝ちたい」(坂本)。
天皇杯でベスト8の切符を手にすれば、自ずとリーグ戦の戦いにも弾みが付くことになる。
若手からベテランまで全員の力で湘南に勝ちに行く。
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著者プロフィール

ガンバ大阪は、北摂・北河内地域をホームタウンとして活動しています。 「ガンバ」は、イタリア語で「脚」を意味する言葉で、日本語の「頑張る」にも通じています。 「チーム一丸となって勝利を目指して頑張るチーム」「どんな状況でもガンバって勝利を勝ち取るチーム」「大阪をホームタウンとし、大阪を中心とした関西ファンの声援を受けてガンバるチーム」「日本一、世界一のクラブ組織に向けてガンバるサッカークラブ」という気持ちが込められています。

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